INFORICHは2020年10月初旬、全国の20~40代男女でテレワークを週1回以上実施する1000人に対し、テレワークとワーケーションに関する意識調査を実施。その結果、ワーケーションを「やってみたい」「興味はある」と回答した人は62%と、高い興味を示していることが分かった。同社が10月27日、発表した。
一方、ワーケーションの実際の経験者は全体の5%に留まった。実施できない理由として最も多かったのが「お金がかかる」、次いで「旅行に行くなら休みたい」「仕事と休暇のメリハリをつけたい」「会社の仕組み上、実施が難しい」などがあがった。
調査結果の詳細については以下の通り。
1.あなたが現在テレワークを実践している場所はどこですか?※複数回答可(n=1000)
2.「自宅(室内)」でのテレワークにて課題と感じる点はなんですか?※複数回答可(n=927)
3.政府支援の休暇(vacation)を兼ねて滞在して仕事(work)をするワーケーションを実施したことがありますか?(n=1000)
4.ワーケーションに興味がある理由はなんですか?※複数回答可(n=615)
※対象:Q4で「やってみたいと感じるがまだ実施できていない」「興味はあるが現実的に難しいと感じる」と回答した人
5.ワーケーションを実施できていない理由はなんですか?※複数回答可(n=615)
※対象:Q4で「やってみたいと感じるがまだ実施できていない」「興味はあるが現実的に難しいと感じる」と回答した人
6.カフェやコワーキングスペースなど、密閉された屋内空間にあり不特定多数がいる場所でテレワークを実施することに、不安や嫌悪感を感じますか?(n=1000)
7.たまにはテラスや公園など、開かれた空間(屋外)で働くことでリフレッシュになると思いますか?(n=1000)
8.日常の行動範囲内の場所であれば、たまには開放的な空間(カフェテラス、公園、図書館など)で手軽に気分転換をしながら働きたいと感じますか?(n=1000)
テレワークやワーケーション、副業制度など、コロナにより働き方の多様化はさらに加速。現在発売中の月刊『広報会議』11月号は、「働きがいのある会社の広報」をテーマに、今、広報部門が取り組むべき社内コミュニケーションの施策について多数収録。HPE、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル、カゴメ、サイバーエージェントなどの企業事例も取り上げている。
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