【前回コラム】「コンテンツづくりに必要な転校生の視点」はこちら前回の記事「コンテンツづくりに必要な転校生の視点」
では、コンテンツを考える上での視点についてお話ししました。これで、ようやくメディアの骨格が出来上がったと思います。ここからは、具体的に「つづけるために何をしていくのか」について事例とともにお伝えします。
繰り返しになりますが、前提としてつづくオウンドメディアの理想の状態とは、インナーと読者双方から「求められつづける」ことです。つまり期待と評価が一定数あり続けることです。
「社内(インナー)」と「社会(読者)」の双方に求められつづけることが、オウンドメディアが“つづく”ことにつながる。
この期待と評価の捉え方が難しいんですね。どうしてもメディアを立ち上げれば多くの読者に見てもらうことを第一義にしてしまいがちです。それはそれでもちろん大事なのですが、そのためにバズを狙ったコンテンツの量産や、多額の広告を打ってとりあえずPVを稼ぐということになりがちです(時としてこのようなカンフル剤も必要だとは思いますが)。
つづくメディアとは、誰かに薦めてもらうことであり、「次」を求められるということです。それは読者だけではありません。一緒にコンテンツをつくる関係者も、インナーもそうです。
いや、むしろインナーや関係者との密度の濃さこそが、コンテンツの広がりに繋がっていくと言ってもいいでしょう。
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平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。
平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。
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