4月27日から期間限定パッケージを発売
森永製菓は、「板チョコアイス」の限定パッケージ商品を4月27日に発売する。採用したのは、箱を差し込むことでストーリーが変化する「差しコミックパッケージ」デザインだ。パッケージは中央のミシン目に沿って半分に切り取れる仕様で、左右の箱を差し込むとセリフやイラストが変化するギミックを備えた。この施策は「一度に食べきれない」というユーザーの悩みに向き合い、箱型パッケージの価値を改めて打ち出す狙いがある。
イラストは山口県で活動するイラストレーターの冥王めおが手がけ、全10種類を用意した。
「板チョコアイス」の「差しコミックパッケージ」デザイン
板チョコアイスは1995年発売。パッケージは、商品を一度に食べきれない場合でも、箱を差し込むことで残りをコンパクトに保存できる形状となっている。同社は、一度に全部食べきるのが難しい時や、「今日は板チョコアイスを少しだけ楽しみたい」という時の解決策として、この箱の形状を活用した保存方法を「チョコッとストック」と名付けた。今回の「差しコミックパッケージ」では、箱を差し込むことでストーリーが変化するデザインを通じて、その特徴が直感的に伝わるよう工夫したという。
同商品は当初、秋冬限定商品として展開していたが、2020年から通年販売に切り替えた。近年は箱形状を生かした施策も継続しており、2020年には「進撃の巨人 背表紙パッケージ」を展開した。箱をコミックの背表紙に見立てたデザインとして打ち出し、その後も「名探偵コナン」「呪術廻戦」「ドラえもん」と人気IPとのコラボを続けている。
こうした取り組みについて、マーケティング本部の谷山実希氏は、「板チョコのような箱型パッケージ」自体が同商品の価値の一つだと説明する。箱形状を生かすことで、新規顧客の獲得につなげる狙いがあるという。漫画本を想起させる施策や今回のようなギミックを取り入れたパッケージによって、店頭での視認性や話題性を高めている。また、既存ユーザーにも新しい発見や楽しさを感じてもらいたい考えだ。
