コラム
NYから解説!日本企業のグローバルブランディング
近年、欧米だけでなくアジア・アフリカなど日本企業の海外展開は増加の一途をたどっています。それに伴い広報部門でも、海外向けにプレスリリースを出したり、多国語で表記したオウンドメディアを用意したりする企業が増えています。本連載では、世界経済そしてトレンドの中心であるNYを拠点に、日本人としての目線と海外目線の両方から、日本の企業の海外展開事例を分析。ブランディングにおいて勘違いしていること・見落としがちなこと、それを体現するトップ・エグゼクティブのプレゼンスに不可欠なこと、などについて解説していきます。どうぞお付き合いください。
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第31回懐かしくも新しいタイムレスな体験~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル②
ニューヨークの消費者は、革新性を追い求めながらも、どこか懐かしさを大切にする特性を持っている。ハイボールは、そうしたニーズと親和性が高く、「懐かしくも新しい」飲み物として、ニューヨークのライフスタイルに浸透しつつある。低糖質で爽やかなハイボールは、伝統的でありながらもヘルスコンシャスな現代人の意向に合致しているのだ。 -
第30回米国文化の中に根付かせるブランディング戦略~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル①
ニューヨークでハイボールが新たな価値を持って広まり、再定義されつつあるのをご存じだろうか。サントリーは、文化と多様性の中心地であるニューヨークで、日本の職人技とハイボール文化を融合させ、新たなハイボール体験を提供している。異文化の理解を前提に、ローカライズと文化的フィルターを駆使したブランディング戦略が、いかにしてアメリカ市場に浸透しつつあるかを掘り下げてみよう。 -
第29回NYでの実体験から見えるGUブランド、挑戦を促し多様性を楽しむ
GUの海外初の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」は、オープン当日から筆者がリサーチに出かけたオープン2日後の週末も、入店するのに列にしばらく並ぶくらいの人気。客層は、20代から30代がメイン。商品コンセプトや価格から言っても、まさにそこに当てはまるのは計算通りだろう。 -
第28回GUがNYのソーホーに海外初の旗艦店、グローバルなブランド戦略の鍵は?
「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」というブランドメッセージを掲げるジーユー(GU)は、2024年9月19日、海外初の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」を正式にオープンした。これは、GUが本格的にグローバル市場へ進出する重要なステップであり、日本企業のプレゼンスを世界に発信する絶好の機会となっている。 -
第27回三恵メリヤス「EIJI」、人生で最高の一枚を目指すTシャツの海外挑戦
ニューヨークに住み、長年日本の企業や企業トップのブランディングに関するコンサルティングをしてきた筆者にとって、日本製品のグローバル展開を見るたびに、そのポテンシャルと課題を常々感じている。 -
第26回ブランドの在り方とは約束―ovgo BakerがB Corpを取得した理由(後編)
後編では、ovgo Baker CEO髙木里沙氏が抱く今後の展望と、B Corp取得をはじめとした認証取得への筆者の考察をお伝えする。 -
第25回ブランドの在り方とは約束―ovgo BakerがB Corpを取得した理由(中編)
前編では、ovgo BakerがB Corp認証を取得した背景についてお伝えした。中編では、認証の意義とその取得過程での苦労に触れ、ovgo Baker CEO髙木里沙氏へのインタビューを通じて、認証取得の具体的なプロセスを紹介していこう。 -
第24回ブランドの在り方とは約束―ovgo BakerがB Corpを取得した理由(前編)
ovgo Bakerというヴィーガンのアメリカンクッキーを製造販売している企業がある。彼らは2019年から活動を始め、2020年5月に法人化。2021年に一号店(日本橋小伝馬町)をオープンした。 -
第23回タイムズスクエアに大谷翔平選手が降臨、「お~いお茶」が世界に広まる
世界の中でも高額な広告スペースとして知られる場所に、とある広告が出た。その場所とは、ニューヨークのタイムズスクエア。広告の多さや広告効果の高さで有名なこの場所の中でも、特に注目されるのはワン・タイムズスクエアのLEDディスプレイだ。ここは、New Years Eve(大晦日)のボールドロップが行われる国際的に有名な場所であり、広告を出すことは企業としての強い覚悟と意思を示すことに他ならない。 -
第22回NYでONIGIRI大人気!憧れこそが購買促進、日本の常識を切り離すことが必要な理由
昨今、日本でもおにぎりの人気が高まっているようだが、ここニューヨークでも、ONIGIRIが大きな注目を集めている。最近では、ストリートフェアやイベントでONIGIRIを求める人々の姿を多く見かけるようになった。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。