コラム
NYから解説!日本企業のグローバルブランディング
近年、欧米だけでなくアジア・アフリカなど日本企業の海外展開は増加の一途をたどっています。それに伴い広報部門でも、海外向けにプレスリリースを出したり、多国語で表記したオウンドメディアを用意したりする企業が増えています。本連載では、世界経済そしてトレンドの中心であるNYを拠点に、日本人としての目線と海外目線の両方から、日本の企業の海外展開事例を分析。ブランディングにおいて勘違いしていること・見落としがちなこと、それを体現するトップ・エグゼクティブのプレゼンスに不可欠なこと、などについて解説していきます。どうぞお付き合いください。
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第35回英国発ブランドSunrayの構造設計に学ぶ──伝統技術と共創するストーリーブランディングの力(前編)
英国コーンウォール発のブランド「Sunray」は、理想のTシャツを求める過程で日本の工場と出会い、その技術と姿勢をブランド語りの中に丁寧に織り込んでいった──“完全日本製” “語られるつくり手”を中核に据えたその在り方は、日本の伝統技術とグローバル展開を結び直す新たなヒントに満ちている。 -
第34回MUJI、米初のフードマーケット開店――「コンフォートなコミュニティ」ブランディング
MUJIは、ニューヨークのミートパッキングエリアにある、有名な商業施設「チェルシーマーケット」内にアメリカ初のフードマーケットをオープンした。この話題は、MUJIが簡素なデザインと機能性を追求してきた今までのブランディングの枠を超え、新しいジャンルへ挑戦していることを示している。このフードマーケット開店は、MUJIのブランディングにどのような影響を与えるのか、このコラムで考察する。 -
第33回米国でのローカライズ戦略と今後の展望~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル④
アメリカ市場でのハイボール文化の浸透を目指すサントリーの具体的な取り組みについて、サントリー・US ハイボールチームを率いるシニア・マネージャー Highball COEの鈴木氏にインタビューした。現地の飲食業界や異業種とのコラボレーションを通じて、ハイボールを日常の一部として感じてもらうための文化創造に注力しているサントリー。 -
第32回米国市場に参入した背景と戦略~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル③
本連載では、サントリーが展開するハイボールに関連するイベント体験を通じて、そのブランディング戦略やハイボールチームの試みを筆者目線で紐解いてきたが、今回は、サントリー・US ハイボールチームを率いるシニア・マネージャー Highball COEの鈴木氏にインタビューを実施し、アメリカの現場だからこそ見えるリアルな課題や成果の出る瞬間、そしてその現場で感じたことや、今後の展望について聞いた。 -
第31回懐かしくも新しいタイムレスな体験~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル②
ニューヨークの消費者は、革新性を追い求めながらも、どこか懐かしさを大切にする特性を持っている。ハイボールは、そうしたニーズと親和性が高く、「懐かしくも新しい」飲み物として、ニューヨークのライフスタイルに浸透しつつある。低糖質で爽やかなハイボールは、伝統的でありながらもヘルスコンシャスな現代人の意向に合致しているのだ。 -
第30回米国文化の中に根付かせるブランディング戦略~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル①
ニューヨークでハイボールが新たな価値を持って広まり、再定義されつつあるのをご存じだろうか。サントリーは、文化と多様性の中心地であるニューヨークで、日本の職人技とハイボール文化を融合させ、新たなハイボール体験を提供している。異文化の理解を前提に、ローカライズと文化的フィルターを駆使したブランディング戦略が、いかにしてアメリカ市場に浸透しつつあるかを掘り下げてみよう。 -
第29回NYでの実体験から見えるGUブランド、挑戦を促し多様性を楽しむ
GUの海外初の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」は、オープン当日から筆者がリサーチに出かけたオープン2日後の週末も、入店するのに列にしばらく並ぶくらいの人気。客層は、20代から30代がメイン。商品コンセプトや価格から言っても、まさにそこに当てはまるのは計算通りだろう。 -
第28回GUがNYのソーホーに海外初の旗艦店、グローバルなブランド戦略の鍵は?
「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」というブランドメッセージを掲げるジーユー(GU)は、2024年9月19日、海外初の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」を正式にオープンした。これは、GUが本格的にグローバル市場へ進出する重要なステップであり、日本企業のプレゼンスを世界に発信する絶好の機会となっている。 -
第27回三恵メリヤス「EIJI」、人生で最高の一枚を目指すTシャツの海外挑戦
ニューヨークに住み、長年日本の企業や企業トップのブランディングに関するコンサルティングをしてきた筆者にとって、日本製品のグローバル展開を見るたびに、そのポテンシャルと課題を常々感じている。 -
第26回ブランドの在り方とは約束―ovgo BakerがB Corpを取得した理由(後編)
後編では、ovgo Baker CEO髙木里沙氏が抱く今後の展望と、B Corp取得をはじめとした認証取得への筆者の考察をお伝えする。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。