コラム
NYから解説!日本企業のグローバルブランディング
近年、欧米だけでなくアジア・アフリカなど日本企業の海外展開は増加の一途をたどっています。それに伴い広報部門でも、海外向けにプレスリリースを出したり、多国語で表記したオウンドメディアを用意したりする企業が増えています。本連載では、世界経済そしてトレンドの中心であるNYを拠点に、日本人としての目線と海外目線の両方から、日本の企業の海外展開事例を分析。ブランディングにおいて勘違いしていること・見落としがちなこと、それを体現するトップ・エグゼクティブのプレゼンスに不可欠なこと、などについて解説していきます。どうぞお付き合いください。
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第19回
グローバル舞台のコミュニケーション、英語で行うか?大谷翔平選手の場合は?
「グローバルで公的な場でのインタビューやスピーチなどのコミュニケーションを日本語で行うか、それとも英語か」。これは各企業や団体そして個人が、何を決め手として決定すべきか悩ましく思っていることの一つだろう。スピーチでの表現は意思表示であり、ブランディングの観点からも重要なポイントとなるからだ。今回はグローバルな場でのコミュニケーションにおける、いくつかの考え方についてご提案しよう。 -
第18回
アメリカが恋に落ちた大谷翔平選手、新時代を物語る透明なプレゼンス
プレゼンス、それは非言語だ。時に言語よりも雄弁にその人を語る。時の人、エンゼルスの大谷翔平選手もそれを体現し、アメリカを魅了した存在だ。 -
第17回
大坂なおみ選手の取材拒否と、ネガティブ・メディアトレーニングがなくなる日
全仏オープン開幕3日前に、女子テニスの大坂なおみ選手が試合後の記者会見を拒否した問題。これまでスポーツ選手は、メディアから投げられる「負の質問」への対応の“苦痛”に耐えることが義務のようになっていたが、古い決まりごとに対し問題提起した。 -
第16回
記者会見時、マスクは外す?外したマスクはどこに置く?
パンデミックから1年。この間に完全にスタンダードとなったのがマスク着用だ。ブランディングの観点からみて、記者会見など大勢の人に見られている場では、登壇者はマスクを外すべきなのか。また外したマスクはどのように扱うべきなのか。 -
第15回
謝罪会見に「赤ネクタイ」はNG!森会長の「不適切」な装い
2月3日のオリンピック臨時評議会での不適切な発言が問題となっている東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長。12日にも辞任を表明する見通しだ。会見を前に、2月4日に行われた謝罪会見を振り返ってみよう。 -
第14回
バイデン大統領、就任式でラルフローレンのスーツを着た理由とは
「大統領就任式」でのバイデン大統領の姿は、「分断し病んだ状態からのアメリカを背負って癒し、再起させる役割を担うことを決意した」そんな彼の意志が込められていた。ここでは、その装いを紐解いて解説してみよう。 -
第13回
オンラインスピーチの正解は “三密回避”が分かる背景×自分を大きく見せること
コロナ禍で新たな現実に直面しながら試行錯誤した2020年。記者会見や大掛かりなプレゼン、キーノートスピーチなどの方法も大きく様変わりした。中でも最重要ポイントが、ソーシャルディスタンスを保つこと。日本的にいうと「三密を避ける」ことだ。 -
第12回
ハリス次期米副大統領がみせた 多様な人種をも魅了する「勝利宣言」スピーチ
アジア系初の次期米副大統領となるカマラ・ハリス氏。彼女のメッセージとストーリーの絶妙な可視化、聴衆や場を掴む話し方、そしてインパクトのあるキーワードを含めたスピーチなど、人の記憶に残るプレゼンスのポイントについて解説しよう。 -
第11回
実はスピーチが苦手!?「勝利宣言」にみるバイデン流プレゼンス
「喋りがうまくない」と引け目に感じているビジネスパーソンの方は、決して少なくないだろう。しかし、スピーチにおいて最も大事なことは、自分の信念をどれだけ聞き手に伝えたいと切望しているか、である。 -
第10回
米大統領選、トランプ氏の“オレンジ色肌”が拡大した理由とは
アメリカ大統領選、投開票日の今日、アメリカ国内は心落ち着かない状況だ。そのような中で、実は気になっていることがある。それは、トランプ現大統領の特徴的なメイクである“オレンジ色肌”が変化していることだ。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。