世界一幸せな国で暮らすということ
ニルセン 坂本舞
1993年埼玉県生まれ。中学卒業後までを日本で過ごし、その後15歳で父の母国デンマークに渡る。現在首都コペンハーゲン在住、国際バカロレアコースで学ぶかたわら、芸術活動に取り組んでいる。
このコラムについて
15歳で日本を離れ、父の母国デンマークに移り住んだ筆者が実体験を綴る6回連載のレポートです。デンマークは北欧の小さな国ですが、国際的な調査機関によると「世界一幸せな国」とも言われ、教育や福祉の充実ぶりが注目されています。そんな国に単身渡った筆者の等身大の目線による、現地の慣習や生活の楽しさなどをお伝えします。
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ギャップイヤー――柔軟な社会が幸せな若者をつくる
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世界一幸せな国では何歳からでもお酒を飲める!?
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デンマークの自転車事情
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日本を離れ北欧に住むことを選んだ私の物語
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