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メルセデス・ベンツ日本は10月17日、東京・六本木にある「メルセデス・ベンツ コネクション」で、「C COUPE Premiere」と題した新車発表会を開催した。今回の発表会は同社がスポンサーを務める「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2012 S/S(以下、ファッションウィーク)」にちなみ、発表会はファッションショーのスタイル。新車をイメージしたファッションに身を包んだモデルたちが次々と登場し、特別色である「designoマグノナイトブラック(つや消しブラック)」を採用したCクラスクーペと競演した。
同社がこのようなスタイルで発表したのは、新車の発表時期がファッションウィークの開催期間と重なったこと。そしてスタイリッシュなクーペという商品特性から、ファッション・ウィークのショーの一環という形で新作発表を行うことになった。
同社では、従来よりマーケティングにおいてファッションを重視。クルマもファッションも『自分のスタイルを表現する手段』という考えから、これまでも単発でファッションブランドとのコラボレーションやスポンサーシップは行なってきた。今回、アジア最高峰と言われる「ファッション・ウィーク東京」が民間からスポンサーを募ることになり、今年7月に日本初の冠スポンサーとなったのである。
当日は同社代表取締役社長であるニコラス・スピークス氏がプレゼンテーション。「スタイリッシュで、ダイナミックで、インスピレーションにあふれた車。年齢に関係なく、そういう精神を持った人に乗ってほしい」。続いて代表取締役副社長・上野金太郎氏が新車の詳細について説明した。
ファッションを披露したのは、バンタンデザイン研究所の特別進級クラス「X-SEED」の20代のデザイナーたち。メルセデス・ベンツ日本では「日本の若いファッションデザイナーのクリエイティビティを世界に向けて発信するお手伝いが出来て光栄。その過程でメルセデスの魅力をデザイン感度の高い皆様に伝えていきたい」と話している。
ファッション・ウィーク期間中、主会場である東京ミッドタウンの向かいにある「メルセデス・ベンツ コネクション」では、10月18日~20日にファッション/アクセサリー/服飾雑貨合同展示会「HUB」を開催。同社は2ブランドのコレクション・ショーを実施するほか、東京ミッドタウン会場の数箇所に最新ラインナップを展示する。
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