突然東京に冬がやって来ました。朝晩が肌寒く、思わず寝坊気味。先週までは5時おきで、「朝活手帳」でお馴染みの池田 千恵さんとTwitterやFacebookで交流をしていたのですが、ここ数日はちょっとサボリ気味です。今朝は8時まで寝てしまった。
先週は「ポリオデー」もあり、JIGH(日本グローバルヘルス協会)のお手伝いをしておりました。とにかくすごいチームでした。ブランディング戦略の坂之上 洋子さんをはじめ、スポークスマンを務めたのは、ビズリーチの南 壮一郎さん、「もしドラ」の仕掛け人で編集者の加藤 貞顕さん、Googleの澤田さんなど、錚々たる顔ぶれで、今をときめく文化人、起業家などが勢ぞろい。東京タワーの色は紫に変わるし、前総理は登場するし、外務省から記者会見をするし、本当にすごいの一言でした。圧倒的なエネルギーと行動力に脱帽。ぜひともポリオ撲滅を成功させたいものです。
おいおい、滝川 クリステルのタイトルでやってきたのに……というあなた、お待たせしました本題です。今日はモチベーションの話です。PRをする時のボクの心得をお教えしましょう。それは、すべてのPR活動は、恋愛に例えるとうまくいく!ということです。
例えば、「Mr.サンデー」に取材されて、あの滝川 クリステルさんがあなたの名前を発することがあったらどうでしょうか?それはもう、天に昇る気分だと思います。そう、そう思ってリリースを書いて欲しいのです。
ボクは、このアドタイの原稿も、個人的に大好きな黒木 瞳さんが読んでいるに違いないと思って書いております。(それなのに、これまで、檀 れいさんCM話やAVネタなどが続出)。そうすると、断然モチベーションが違います。
もしかすると「SmaSTATION!!」で、香取 慎吾さんが、私の会社を紹介してくれるかもししれません。「Zip!」で、山口 達也さんがあなたの店のものを試食してくれるかもしれない、と思ってリリースを書くと全然違います。
ボクらマスコミは、おそらく普通のサラリーマンの数倍の資料に接します。気合いの入ったものとそうでないものは一瞬でわかります。書類とリリースは違います。報告書とリリースは違います。申請書とも全然違います。
広報やPRの仕事というのは、企業におけるアンカーかもしれません。もちろん、飲食店のように接客する人がいる場合は、そこがアンカーになるかと思いますが、多くの企業の場合、消費者につながる窓口としてある意味、アンカーとも言えるでしょう。
だから、あなたの会社やお店の製品やサービスを愛して欲しいのです。それは必ずリリースに出ます。ということで、愛情をもって大切に書いて欲しいのです。それが成功につながったりします。それは文章に必ず出ます。
だから、先々週のコラムに書いたようにタイトルは非常に大切。多くの人に読んでもらうためなら、ボクも大好きな黒木 瞳さんから滝川 クリステルさんに変更します。リリースのタイトルだけで、2日ぐらい考えることも珍しくありません。
マスコミに取り上げられるということは、単なる金儲けではありません。有名人が表紙の雑誌に掲載されたり、憧れの芸能人が試食したり、大好きなアナウンサーが読んでくれるかもしれないのです。
ほら、モチベーションが全然違います。クライアントの皆さんにも言うのですが、出たい番組や雑誌を見ながらリリースを書くと全然違います。想いが伝わります。ぜひとも。
日本は、PR先進国アメリカに比べるとまだまだ発展途上です。もっと面白くてインパクトがあるPR手法を目指して、更にボクは前進しています。
日々ダメ元で様々な企画を提案しています。今日も、変なクリスマス企画から縦断のビックリ企画までさまざま。それがボクらコンサルタントであり、クリエイターであるボクの仕事。「リリースが通らない」と嘆く声をよく聞きますが、ボクらがテレビ番組の企画が通る確率は、100本に1本あるかないかです。
そんな熾烈な競争を繰り広げているのだから、なかなか通らなくて当然ですが、モチベーションさえあれば乗り越えられます。さあ、あなたの情報を伝えるのは誰でしょうか?ほら、ワクワクしてきたでしょう。
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