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ドルビー、技術認知高める場を六本木TSUTAYAに開設

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「DOLBY × TSUTAYA TOKYO ROPPONGI Entertainment Space」の写真

ドルビーがTSUTAYA TOKYO ROPPONGIの2階に開設した体験スペース。テレビは東芝「レグザ」を用いている=3日、東京・港区

米ドルビーの日本法人は3日、同社の音響技術を訴求する場として、映画や書籍などのレンタル・販売店「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」(港区)内に、サラウンド機器を備える体感スペースを設けた。17日公開のディズニー映画「トロン:レガシー」の予告編を、2011年1月23日まで流す。3分程度の映像で、「ドルビーサラウンド7.1」による360度の音響効果が実感できる。同サラウンドシステムは、「トロン:レガシー」を上映する一部劇場に備えられているもの。同スペースの利用者には抽選で同作品の鑑賞券などをプレゼントする。広さは15平方メートルで、一度に6人程度まで利用できる。

ドルビージャパンの漆山正幸社長の写真

ドルビージャパンの漆山正幸社長

開設にあたり、ドルビージャパンの漆山正幸社長は「当社技術について理解していただける良い機会だ」とあいさつ。「我々は、劇場、テレビ、パソコン、携帯電話を『4スクリーン』と位置付けて、それぞれの機能を最大限に生かしたエンターテインメント体験の提供に努めている。ぜひ、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIで、音響の新たな体験、発見をしてほしい」と、呼びかけた。

東京・六本木エリアを利用する層をターゲットに、ドルビーの認知度向上を図り、技術提供先にアピールする狙い。今後は映画作品に限らず、ホームシアターセットなども紹介する方針だ。2011年中頃までは、順次企画を入れ替えていく予定。