コラム

若手起業家、世界一周へ

ポケットティッシュ広告は、海外では一般的ではないようです。

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僕はこれまでに約30カ国を旅してきているのだが、時折抱く疑問があった。

それはポケットティッシュ広告を海外で貰ったことがないということだった。僕は何処の国でも首都(大都市)に長めに滞在しているのだけれど、一度も見掛けたことがない…。フィリピン、北中南米カリブ、アフリカ、ヨーロッパでは本当に一度も見掛けたことがないのです。

そんな中、先日、弾丸旅行で訪れたスコットランドの都市エディンバラのお祭りにて、この旅初めてのポケットティッシュ広告を貰ったのでした。お祭り(フリンジフェスティバル)に出演している人の自作だったのですが、久々のポケットティッシュ広告に感激したのでした。しかし、1年ほど旅をしてきて、この1度だけ。しかも、これは個人が勝手にやっているだけであり、日本のように大々的な手法として成り立っているわけではないようだった。

そこで思い切って、Facebook上で僕がこれまで旅で出逢った外国の友人向けに「なぜ、海外でポケットティッシュ広告が存在しないのか?」と投げかけてみたのですが、回答が面白かったので、いくつか紹介したいと思います。

  • 「僕は日本に行ったことがあるけれど、日本独自の文化だと思うよ。でも、きっと時間の問題で、近々海外でも普及しだすんじゃないかな」(スペイン人・広告業)
  • 「私の国で無料ティッシュを配るものなら、袋を丸ごと奪われると思うわ。日本は一人に一個ずつ渡しているの?よく沢山持って行かれないね」(フィリピン人・教育業)
  • 「アメリカではポケットティッシュ自体を持ち歩いている人が少ないと思う。皆、自宅やオフィスでボックスティッシュやトイレットペーパーを使っていたよ」(元アメリカ在住のイタリア人・学生)
  • 「イタリアではポケットティッシュは一般的だけれど、ポケットティッシュ広告はみたことないね」(イタリア人・学生)
  • 「ポケットティッシュのメーカーから製品サンプルとして時折プレゼントされることはあるけれど、広告が入っていることは無いわ」(スイス人・書店勤務)
  • 「きっとポケットティッシュ広告は紙質が良ければいけるんじゃないかな。病院の待合室で製薬会社のポケットティッシュ広告や、BARでビール宣伝が入ったポケットティッシュ広告は良いかも」(フランス在住スイス人・広告業)
  • 「薬屋でたまに製薬会社の広告が入ったポケットティッシュを貰うことがあるよ。でも、日本のように街中で配っているのを見掛けたことはないよ。日本は街中に広告が多すぎて、人々のアテンションを掴めないからポケットティッシュ広告が普及したんじゃないかな?それにドイツでは風邪ひいた時以外にポケットティッシュ使う必要無いしなぁ」(ドイツ人・学生)
  • 「僕がメキシコ留学していた時にも見掛けることは無かったよ。メキシコ人は皆、トイレットペーパーを持ち歩いていたよ。台湾、韓国、日本ではポケットティッシュ広告はポピュラーだけれど、恐らくポケットティッシュを持ち歩くこと自体が他国では無い文化なんじゃないかな?」(台湾人・学生)

広告業界関係者も何名かコメントしてくれていて、彼らはポケットティッシュ広告について今後可能性があると言っていました。上記の回答の通り、幾つかのポイントはあるにせよ、国によって事情は異なるようです。非常に興味深いです。また、鼻をかむのにティッシュではなく、ハンカチを使うほうが定着している国もあると噂で聞きます。そして日本ではお馴染みとなった『鼻セレブ』のような高級ティッシュ等は海外では珍しいものと思われます。(ティッシュのガラパゴス化!?ちなみにウィキペディアによると、日本人のティッシュ年間使用量は世界一とのことです。)

うまく、タイミングや国を選べば、日本で培ったポケットティッシュ広告ノウハウを海外で活かせていけるかもしれませんね。

今回はヨーロピアンの回答が多かったので、また時間をおいて世界各国の人の意見を聞いてみたいと思います。台湾や韓国では一般的なようなので、中国などでも一般的なのでしょうか?

この旅の先でのアジア旅行で直接確認してこようと思います。

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