フェースブックアプリ、グローバル対応を意識していますか?

こんにちは! トルコのイスタンブールで怪我をして、いまだ療養中の旅人です。

僕は今、イスタンブールにある、日本人宿と呼ばれる日本人バックパッカーが集う宿にいるのですが、旅人はフェースブックアカウントを持つのが当たり前の時代のようですね。皆、フェースブックでつながって旅の動向を追いかけたり、情報交換をしているようです。トルコでもフェースブックは普及しているので、現地で仲良くなった人ともフェースブックでつながれます。

さて、とある時にフェースブックを眺めていた時のことでした。

「ん? 何か僕が誰かの画像にタグ付けされているようだ……これはアプリで生成された画像かな? ……お! 面白そうなフェースブックアプリ! 僕もやってみよう!」

こういう流れ、フェースブックをよく利用している人ならご理解頂けると思います。ですが、僕はこうしたいくつかのアプリに、たまに違和感を持つことがありました。

フェースブックアプリがユーザーを自動で選んで生成した画像の例。

それを先日、とあるアプリで確信したので共有させて頂きます。それはランダム(?)に、自分のフェースブック上の友だちから複数人を選抜するというアプリでした。そして友だちのプロフィール画像が埋めこまれた大きな画像を生成して、友だちを画像にタグ付けし、それをウォールに投稿するというものです。

僕も面白そうなので使ってみたのですが、困ったことにすべて日本語表記なのです。英訳版や、サブタイトルがついているわけでもなく、日本語オンリーなのです。僕のフェースブックの友だちには外国人も多くいます。彼らが一緒に楽しめるアプリであれば良いのですが、日本語は理解不能なために、彼らが興味を持つことは難しいでしょう……。非常にもったいないなぁと感じました。

もちろん、アプリ作成の目的次第で、その手法と必要性は異なると思います。しかし、単純に「いいね!」の回数をかせぎたい、あるいは海外ユーザーにも話題を広げることを目的にするのであれば、うまく外国人にもクチコミが広がるよう、アプリを多言語対応させることもアリなのではないでしょうか?
せっかく面白いアプリがたくさんあるのに日本人にしか広がらないのが残念無念!

逆に言えば、これまで日本人向けにしかサービス提供してこなかったオンラインサービスなども、フェースブックでうまくマーケティングすれば、以前よりもシンプルに外国人ユーザーを呼び込むことが可能になるのではないでしょうか?

太田英基「若手起業家、世界一周へ」バックナンバー

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太田 英基(世界一周バックパッカー)
太田 英基(世界一周バックパッカー)

スクールウィズ代表取締役
元サムライバックパッカープロジェクト発起人

大学在学中の2005年11月、広告サービス「タダコピ」を仲間と共に創業。取締役を経て、2010年1月に退社。2010年5月から3ヶ月間のフィリピン留学を経て、約2年間の世界一周の旅へ。アドタイで約80本のコラムを執筆しながら旅をした。2012年夏に帰国。
帰国後はフィリピン留学を中心とした留学サービス【スクールウィズ】で起業し、留学以外にも英語学習サービスも複数運営している。

面白いことと、世の中にとって価値あることを常に追い求める根っからの企画屋。
執筆著書、講演実績多数。宮城県出身、1985年生まれ。

スクールウィズ: http://schoolwith.me/
Twitter/X: https://twitter.com/mohideki/

太田 英基(世界一周バックパッカー)

スクールウィズ代表取締役
元サムライバックパッカープロジェクト発起人

大学在学中の2005年11月、広告サービス「タダコピ」を仲間と共に創業。取締役を経て、2010年1月に退社。2010年5月から3ヶ月間のフィリピン留学を経て、約2年間の世界一周の旅へ。アドタイで約80本のコラムを執筆しながら旅をした。2012年夏に帰国。
帰国後はフィリピン留学を中心とした留学サービス【スクールウィズ】で起業し、留学以外にも英語学習サービスも複数運営している。

面白いことと、世の中にとって価値あることを常に追い求める根っからの企画屋。
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