メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

3.11を前に考えさせられる「災害時の徒歩帰宅」

share

3.11を前に生活者の防災意識が高まり、店頭でもさまざまな防災関連グッズが発売されている。

良品計画「無印良品」では、3月1日に「いつものもしも緊急帰宅支援キット」を発売した。これは災害により緊急帰宅となった場合の最低限必要なモノを無印良品の視点でセレクトしたキット。帆布ショルダーの中に、LEDポリカーボネート懐中電灯や不織布マスクやホイッスルなどが収められている。

いつものもしも緊急帰宅支援キット

同社では、2008年に取り組んだ「防災」について学び、実践していくプロジェクト「良品と防災」を、昨年1月に「いつものもしも」とプロジェクト名を改め再開。「防災日用品」として活用できる商品の選定や新たな防災日用品や、防災マニュアルの開発を行ってきた。そして昨年9月には、無印良品 有楽町 ATELIER MUJIにて「地震ITSUMO展」を開催し、トークイベントやワークショップなどを行っている。さらに「くらしの備え。いつものもしも。」というコンテンツをサイトに用意し、万一の備えにもなる日用品の上手な使いこなし方法を紹介するなど、防災に関する情報提供に取り組んでいる。

災害時帰宅支援ポケット

ファミリーマートとリエゾンワークスは、災害時の徒歩帰宅支援を目的としたポケットサイズの地図「災害時帰宅支援ポケットMAP」を3月6日から、東京23区およびその周辺のファミリーマート店舗約300店にて順次販売を開始する。

このマップは、“日常生活でも気軽に持ち歩くことができる便利な地図”をコンセプトに作成したポケットサイズの地図。表面には“東京都心広域MAP”(新宿区を中心とした東西約24km、南北約12kmの東京都心広域地図)、裏面には“主要幹線道路10路”(第一京浜、第二京浜・中原街道、玉川通り・国道246号、甲州街道、青梅街道・新青梅街道、川越街道、中山道、日光街道、水戸街道、蔵前橋通り・千葉街道)を記載している。

主な特徴としては、①コンビニや帰宅支援ステーションを掲載していること、②距離の目安を表示していること、③防災士協力のもと作成した「災害時お役立ち情報」を付録として同封していること、④多重折りシート式カード(Z-CARD)を採用し、より携帯しやすく使いやすい仕様にしたこと。価格は税込み500円となる。