コラム

いま、地域発のクリエイションが面白い!第2弾

人々の想い×オバケのアイデア×変幻自在のクリエイティブチーム=世の中を良くするソリューション

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大切なのは「どこにいるか」ではなく「誰と何をするか」。

これを書きながら「懐かしいなぁ」と振り返ってしまいました。どれも創業した2012年頃のお仕事です。
つい先日、今年に入ってから相談を受けて、現在対応を進めているお仕事の数をカウントしたところ、80件を超えていました。

「たった3人の会社で、これは異常だな~」と自分たちでも驚くのですが、どのプロジェクトもないがしろにすることなく向き合えるのは、プロジェクトごとにチーム化される、日本国内に散らばる優秀なクリエイターたちのおかげです。

クライアントと同様、一緒に組むクリエイターもまた関係性を重視して仕事をしています。プロダクションの新入社員時代からの癖なんですが、ネット上で見つけた優秀なクリエイターやアーティストに「超いいっす!それだけが伝えたかったんです」というノリでメールを入れまくっていました。そこから実際にお会いする機会ができたり、その方が他の方を紹介してくれたり…そうして僕らのクリエイターたちとのネットワークは広がってきました。

オバケに寄せられる相談は千差万別です。すべて自社のスタッフのクリエイションだけで対応しようとすると、どうしても自社の表現フォーマットにはめこんでしまい、画一的な表現しか出せなくなってしまうことがあります。オバケの場合は、各プロジェクトのゴールに応じて最適なクリエイターに声をかけ、「一緒にやりましょー!」と毎回チーム編成を変えています。僕らを中心としたクライアントとクリエイターの関係性が、毛細血管のように日本中に張り巡らされています。僕らのようなスタンスのチームにとっては、「どこにいるか」は重要ではなく「誰と何をするか」が重要なのです。

そういう立ち振る舞いをしていると、自然と「地域」という意識はなくなり、行く先々の魅力を体感し、その場所特有の学びを得て帰るというのが当たり前の感覚になります。基本的に僕らが会いにいくので顔を合わせて話せるし、現地で美味しいご飯とお酒が飲めるし、良いことだらけです。

2013年の瀬戸内国際芸術祭に招待され、オフィスが10日間、小豆島に移動した際の写真。仕事をしながら作品づくりをしていたところ、ちょうど伊藤穰一さん(MITメディアラボ所長)、南條史生さん(森美術館館長)、松山大耕さん(妙心寺退蔵院副住職)、林 千晶(ロフトワーク)さんも来島していたので、急きょトークイベントを開催することに。島の人も旅行客も一つのテーブルを囲んで議論した。

次ページ 「このコラムを全否定するような言い方になりますが」に続く

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