スタートアップではないですが、クルマ系の「コネクテッド乗りもの」も色々と展示されていました。
Googleが開発した、Android端末を車のカーシステムと連動させる「Android Auto」は、グーグルマップのナビ機能やGoogle Play Music、メッセージ機能などを運転中に使えるシステム。このUIの展示や、同じくiPhoneをカーシステムと連動させるシステム、アップルの「Carplay」のデモも体験できるようになっていました。
Appleのカーナビ、Carplay
Googleのandroid auto
FordのIoT連携(nest、ワールプール等)
CESの事前予測では自動運転カーが騒がれていたのですが、発表はありませんでした。なかなかまだ難しいんでしょうね。先にPRを盛りあげたり、もしくは水面下で進めていたりとか…。
記事では紹介しませんでしたが、メインのコンベンションセンターでは、大手家電メーカーもスマホと繋がった家電をたくさん展示していました。
かなり参入者が増えているので、ニッチなものか、技術にオリジナリティがあるなど強みがないと、スタートアップのプロダクトはすぐに大手に追随されてしまいそうです。
余談ですが、スマホ連動する照明をみていて、「こういうの実家にあったなーしかも1000円位で売ってるし…」と若干思っていました(母が照明センサーにはまっていて、廊下やトイレな、どこを歩いても自動で明かりがつく時期があった)。
でも、コネクテッドホームだと、様々な家電間で連携したり、チューニングにしたり、そのあたりが違いになってきそうです。そして近所のホームセンターで売ってるくらいに価格が下がって、もっと広まって、主婦が家の設定をチューニングしだしたら、世界が面白くなりそう。
例えば受験勉強の子供がいる家の明かりとか温度の設定とか。cookpadのつくレポみたいに、おかあさんのコネクテッドホームレシピが盛り上がったり、スマホからワンボタンで設定できたり。
その母に先日、iPhoneを誕生日プレゼントにあげたら、いつのまにかWiFi経由でプリントアウトを使いこなしていました。今回も、紹介した家電を何か買い渡して、どんな使い方が発生するのか、近々実験してみたいと思います。
明日は日本から出展しているスタートアップへのインタビューをお届けします。
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