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社員を巻き込みリードする社内広報のアイデアとは?〜社内広報実践シリーズ

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『「はたらくよろこび」をつくり、社員のパフォーマンスを向上させる社内コミュニケーション』はこちら

現場担当者の悩みに応えるセミナー「社内広報実践シリーズ」。今回は「周囲を巻き込み、会社をリードする社内広報」と題し、社員を動かすための発想法や具体的なアクションについて探った。
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2014年12月17日に宣伝会議本社で開催されたセミナーは、「周囲を巻き込み、会社をリードする社内広報」がテーマ。企業の社内広報担当者を中心に79人が参加し、熱心に耳を傾けた。

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第一部では、産業編集センター 第一企画制作部三課課長の宮原淳氏が登壇し、「社内広報力を強化するために広報担当者が果たせる役割」と題して講演。コニカミノルタのグループ横断の情報共有を目的とした社内広報組織づくりの実践事例などを交えつつ、広報担当者が果たすべき役割や具体的アクションについて紹介した。

宮原氏は、「情報発信の仕掛けをつくり、その仕掛けを動かす推進策が重要。その際、社員自身の能動的な行動につながるような、推進策を打つことがカギです」と強調した。

第二部では、日本旅行 広報室室長の矢嶋敏朗氏と産業編集センター はたらくよろこび研究所の相山大輔氏が登壇。日本旅行が取り組む社内広報施策の中での工夫や考え方について具体的な事例を挙げながら解説した。

日本旅行が毎月発行する社内報「東西南北」では、同社が取り扱ったツアー事例のレポートを掲載している。例えば、スペインから約660人の観光客を東京へアテンドしたツアーに密着し、その舞台裏や課題を綴るなど、内情に迫った読み応えのある内容となっている。

矢嶋氏は「社員に対して問題提起ができるようなテーマを選ぶことが多いです。経営層から信頼してもらっているので、比較的自由に制作できています」と手応えを語った。

また、第三部では、サイボウズ 事業支援本部 人事部感動課の福西隆宏氏が登壇し、同課が取り組む“職場に感動を生む”挑戦の道のりを紹介。感動課ではこれまでに、退職後も6年以内なら再入社を可能とし、その間スキルアップに時間を使える「育自分休暇」制度の創設などに関わってきた。

福西氏は「社員に対してメッセージを伝えるためには、一人ひとりをよく見て、コストよりも時間をかけることが重要。周囲に関心を持ち、共感することで感動と一体感が生まれます」と述べた。

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