重要なのは体験をデザインすること

石井リナ：SNSでユーザーとコミュニケーションを取る上で重要なことってなんだと思いますか？

馬渕さん：場やコンテンツに関しては「体験をデザインするということ」は重要だと思うよ。読んだり聞いたりしたものは、ほとんど覚えていないけれど、体験したことの9割は覚えているというデータもあるように、体験したもの、それが感動するものであれば、SNSの中で発信されていくと思う。夏フェスの盛り上がりとかもそうだよね。

石井リナ：夏フェスもそうですけど、「楽しそうな私」ってシェアされやすいんですよね（笑）。キメキメな写真は上げづらいけど、自然体でこんなに楽しいんです、笑顔なんですという写真は若い子を見ていても投稿が多いです。

馬渕さん：そう。だからこそ、私たちは体験型、かつ面白いものをデザインしていかないといけないよね。

石井リナ：そうですよね。本日はありがとうございました！

「体験をデザインする」というのは、現在のように情報があふていれる時代において、コミュニケーションを設計する人間にとっては重要なスキルセットだと感じます。また、オンラインだけでの体験ではなく、オフラインにおける体験までを想像しながら、ユーザーインサイトを考えることも重要ではないでしょうか。今後も各業界のマーケターにお話を聞いていこうと思います！それでは。