高速化する行動についていけない企業の悩み
「高速化するスタンプラリー消費」に疲弊しているのは一般消費者だけではありません。そのトレンドの対象もまた、疲弊しているように思います。
膨大な予算と時間をかけてつくった「インスタ映え」で話題になっても、ごく一瞬の最大瞬間風速を感じるだけで終わってしまう。Twitterで話題になった商品を広告でさらにパワープッシュしようとした頃にはもう、トレンドが移り変わってしまっている。そんな話を聞いたことがあります。
「高速化するスタンプラリー消費」に疲弊しているのは一般消費者だけではありません。そのトレンドの対象もまた、疲弊しているように思います。
膨大な予算と時間をかけてつくった「インスタ映え」で話題になっても、ごく一瞬の最大瞬間風速を感じるだけで終わってしまう。Twitterで話題になった商品を広告でさらにパワープッシュしようとした頃にはもう、トレンドが移り変わってしまっている。そんな話を聞いたことがあります。
1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。SNSに自撮りをアップし続ける「自撮り女子」として注目を浴びる。現在では、自撮りのみならず、若者やインターネット文化について幅広く執筆するほか、若年層に向けた企業のマーケティング支援も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。