目を引く、わかりやすい、面白い。いいリリースは会社を救う

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メディアに刺さるリリースを書くコツ、伝授します

リリースは、内容をわかりやすく伝えるだけでなく、メディアの人に「これはすごい!」と注目させなければいけません。そういうリリースを書けるようになる条件は、たった一つだけです。それは、「量を書く」というトレーニングを積むことです。

ただやみくもにたくさん書けばいいというわけではありません。

例えば、スポーツは、プロから教えてもらったことを熱心に練習すると、驚くほど上達します。リリースもそれと同じです。正しい理論を学び、それに基づいて練習すると、ある時すごくうまく書けるようになります。そうなると広報のスキルがあがり、メディアがしょっちゅう取り上げるような企業に変身していきます。この効果は実証済みです。

リリースはメディアに情報を伝えるために出すものですが、そのメディアには毎日大量のリリースが送られてきます。例えば、全国紙の経済部員は、1人1日あたり500枚、多い時は1000枚のリリースに目を通すそうです。ですから、リリースの体裁には不文律が存在します。

下の項目がリリースの3大原則です。

①A4縦型の用紙に横書きで書く。枚数は1枚。添付資料は2枚まで付けてよい。
②文体は「ですます調」。
③基本は1リリースに1テーマ。

さらに、メディア関係者が膨大な量のリリースを効率的にチェックできるように、基本的な書式も決まっています。

①「レターヘッド」には、どこの会社の情報なのか一目でわかるように、発信主体を書きます。
②レターヘッドの下には「タイトル」を入れます。タイトルは3行がおすすめです。
③タイトルの下は「リード」です。これは内容の要約です。
④その下が「本文」で、伝えたい内容を書きます。
⑤そして最後に、リリースを見たメディアの人が連絡をしやすいように、「連絡先(企業名・部署名・担当者名・電話番号・メールアドレス)」を必ず入れます。

このように、リリースの書式は非常にシンプルで、この書式にのっとれば、誰でも簡単にリリースを書くことができます。プロ並みの文章力も必要ありません。ただし、文章を書く上で、必要事項が2つあります。

①5W1Hを必ず入れること。どれか一つでも抜けたら伝わりません。
②ビジュアルと文章のセットで伝えること。文章で説明しにくいこともビジュアルがあればわかりやすくなります。また、ビジュアルだけでは何のことかわからないことも説明文があれば理解できます。

この「3大原則」「書式」「必要事項」をマスターすれば、リリースは簡単に書くことができます。

しかし、リリースはメディアに採用されて初めて役目を果たすことができるわけです。では、どうすればメディアの人に面白いと思ってもらえるのでしょうか。メディアに好かれるリリースのポイントを5つ伝授します。

①ニュースバリュー(新奇性):「えー?!そうなの!」と驚くようなサプライズネタが入っていること。
②人間性:開発者の苦労話など、その商品やサービスの背景にあるヒューマンストーリーは、メディアもメディアの情報を見る人たちも大好きです。
③著名性:有名な企業、有名な商品、有名人であればあるほど、メディアは取り上げますかから、そうしたところと組むのもひとつの手です。
④社会性:社会の時事的な流れに乗っているとメディアにのりやすくなります。
⑤影響性:影響の度合いが大きいことほど、メディアは扱いたがります。

この5つのポイントをあぶりだしてリリースに加えると、マスコミが取り上げる確率は格段にあがります。

次ページ 「リリースはすべての部署で活用できる万能ツール」へ続く

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