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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

フォロワーを増やそうとする前に「やるべきこと」がある(ゲスト:ゆうこす)【後編】

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【前回コラム】「HKT48を辞めた後の自主イベントで集まったファンは3人だけだった(ゲスト:ゆうこす)【前編】」はこちら

今週のゲストは、先週に引き続き、モテクリエイターのゆうこすさん。今回は澤本さんと権八さんのTwitterを見てもらい、具体的な改善案を示してもらいました。

今回の登場人物紹介

左から、ゆうこす、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)。

※本記事は8月25日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

フォロワーを増やそうとする前に「SNSで何をしたいのか」を考える

権八:ゆうこすさんに、澤本さんと僕のTwitterをぜひ見てもらいたいなと思いまして。ご著書の『共感SNS』によると、プロフィール画面は本でいう表紙のようなものだとありますが、澤本さんもプロフィール、自信なくないですか(笑)?

澤本:うん。『共感SNS』を読むと、TwitterやInstagramのフォロワー数をどう増やすかが方式として書いてありますよね。でも、あれは前提としてフォロワー数を増やしたい人じゃないですか。僕はそんなに増えすぎても怖いんだよね。

ゆうこす:あははは(笑)。

権八:おっしゃる通り!ゆうこすさんも本の冒頭で「あなたがSNSで何をしたいのか」と問いただしてますよね。

ゆうこす:はい。澤本さんは何用にSNSをされてるんですか?

澤本:普通に自分のことを書いたり、観た映画の話をしてるぐらいじゃない?

権八:そうですね、この番組を告知したりね。

澤本:僕のTwitterって、ほとんどこの番組の告知だったよ。ちょっとこれまずいなって思って。

権八:まずくはないんじゃないですか?

澤本:だってつまんない人でしょ?

権八:そんな、別に(笑)。だから「どう思われたいのか」という話ですね。

澤本:そうそう。自分がTwitterによってこういう人間だと思われたいというのは正直あんまりないんですよ。ただ自分がしていることについて、人に発信したいというのはあるんですよね。あとは映画や舞台を観て、自分がこう思ったと書いたり。僕はTwitterを使って継続的にPR的なことをする余裕もないし、そういう能力もないと思うんです。とすると、現状で幸せという感じで。

ゆうこす:はい(笑)。

澤本:だから、ごめんなさい。もともとは数が増えたらちょっと見栄的に嬉しいなからはじまって。今2万人になっちゃって予想より増えていてどうしようかなと思ってます。

ゆうこす:凄い、予想より増えたパターン(笑)。

澤本:Twitterで継続的にPRするのは大変だと思うんですけど、そんなに気を張らなくてもできるものなんですかね?

ゆうこす:そうですね。私は“モテ”という軸があるので、ゆうこすにPRをしてくださいと依頼されたということは、やっぱり“モテ”と絡めてくださいと言われているようなものというか。“モテ”というフィルターがあるのでPRをしやすくて、どうPRしたらいいか分からないというのはあまりないですね。

澤本:そこだよね。“モテ”というところをちゃんと見つけたから、“モテ”について少し考えた人はみんなゆうこすさんのTwitterを見たり、相談しようと思うもんね。

ゆうこす:そうですね。そういう意味で『共感SNS』のサブタイトルは「丸く尖る発信で仕事を創る」って書きました。ちょっとわけの分からない日本語をつくってしまったんですけど(笑)。

権八:いやいやいや。立派なコピーですよ。

ゆうこす:丸いけど尖る綿棒のような感じで。SNSは賛否両論の「賛」の人達が盛り上がってくれて、「否定」の人達が炎上することで拡散される部分があって。炎上商法じゃないですけど、尖りまくる人が多いんですよね。

この本は仕事をつくりたかったり、自分で発信したいフリーランスの方、企業の方にも読んでいただきたいと思っているんですけど。尖りすぎちゃダメだけど、自分しかやってないこと、自分ができることのかけ算をしまくった、分母が1のような発信をしたほうが結果的に仕事がめっちゃくるということを書いてる本なんです。私も確かにモテって言いはじめてから仕事の量は何百倍にもなりました。

次ページ 「権八さんが「ごんぱす」に改名!?」へ続く