日清食品カップヌードル「hungry?」やサントリー「燃焼系アミノ式」、「伊右衛門」、リクルートAirPAY「オダギリ・ジョー」/ AirWORK「松本人志・山田孝之」シリーズをはじめ、多くのヒットCMに携わってきたCMディレクター・なかじましんや(中島信也)氏による連載コラム「監督はCMの夢をみる」が10月3日にスタートします。
広告制作の現場に飛び込んではや40年。広告業界との不思議な縁から、15秒、30秒にかけるCMディレクターの仕事、映像表現の進歩とクリエイティブの変化、メディア環境の激変とテレビCMのこれから……。
スマホ時代、お茶の間に話題を提供し続けてきたCMはどこへ向かうのか。筆者のこれまでの歩みを振り返りつつ、CMの未来について考えます。
連載は毎週月曜日(祝日の際は火曜日)掲載です。どうぞご期待ください。
なかじましんや(CMディレクター)
1959年福岡県生まれ。1982年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後、東北新社入社。83年CMディレクターとしてデビュー。主な仕事に、日清食品カップヌードル、ホンダステップワゴン、サントリーDAKARA / 燃焼系アミノ式 / 伊右衛門、リクルートAirPAY/AirWORK、積水ハウス 企業CMなど。「カンヌ国際広告祭(現カンヌライオンズ)」グランプリ、「米IBA」最高賞など受賞多数。
一方で東北新社の取締役、専務、副社長、社長を歴任したのち、2022年6月に退任。現職は顧問/エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター。東北新社のクリエイティブユニット「OND°(オンド)」に所属し、CMディレクターとして活躍中。現在は東北新社グループ以外の制作会社の案件も受けられる体制を整えている。
後進の育成にも力を入れており、宣伝会議のコピーライター養成講座やCMプランニング講座等で講師を務めている。東京ADC会員、武蔵野美術大学客員教授。
「監督はCMの夢をみる」バックナンバー
- CMがみんなを幸せにする、魅力あふれる場であり続けるために(2022/12/19)
- 「売りたい気持ち満載」のCMであふれるようになったのはなぜか(2022/12/12)
- 「hungry?」の舞台裏(後)~カンヌ受賞作ができるまで(2022/12/05)
- 「hungry?」の舞台裏(前)~大貫卓也にはかなわない(2022/11/28)
- CMプランナー時代の到来、新しい才能との出会いに活路を見出す(2022/11/21)
- 佐藤雅彦の登場は「ディレクターの時代からの転換」を意味した(2022/11/14)
- フリー転向の誘惑!? ベンツに心奪われながらもデジタル映像の道へ(2022/11/07)
- 「ベストヒットUSA」に夢中だった青年が、音楽モノの演出で有頂天に(2022/10/31)
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