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丸井グループ、社会課題解決と利益の両立に向け「IMPACT BOOK」発行

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丸井グループは6月27日の株主総会で、「企業理念の実践」を定款に追加したほか、2021年に策定したインパクト目標をアップデート。また今年度よりインパクトに関する取り組みを記載した「IMPACT BOOK 2023」を発行している。

「インパクト」とは、社会に与える変化や影響のことを指し、企業として実現したい方向性を明確化したもの。同社では、インパクトの3つのテーマとして「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」「共創のエコシステムをつくる」を設定し、各テーマの重点項目や主要KPIを定めている。

このインパクト目標達成に向け、取り組み状況を発信し、コミュニケーションを活性化するため、例年発行しているESGに関する詳細なパフォーマンスデータを記載した「ESGデータブック」に加え、「IMPACT BOOK 2023」を作成。

「『ビジョン2050』に基づく、重点項目とインパクトKPI」「インパクト達成に向けた道筋」「取組みの成果」「KPIの進捗状況」などをまとめたもので、インパクトと利益の両立に向けた取り組み状況を、図表を中心に記載している。こうしたツールをもとにステークホルダーとの対話をさらに建設的なものにしていきたい考え。

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