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「水素社会」の認知度は30%以下 UCCが脱炭素に向けた共創開始

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2040年のカーボンニュートラル実現に向け、水素を熱源とするコーヒー焙煎に取り組むUCC上島珈琲。同社は、脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」と共同で、水素社会に関する意識調査をインターネット調査にて実施した。調査期間は9月1日~4日、調査対象は全国の15歳~69歳(中学生を含む)とし、4129の回答が集まった。

10代は他年代より「水素社会」を身近に感じている

Q. 以下のなかで、あなたが知っている言葉を選んでください(複数回答)

グラフ その他 サステナビリティ関連用語認知

サステナビリティ関連用語の認知を調査する質問において、「水素社会」という言葉の認知度は全体では3割弱という結果に。10代は全体よりも認知度が高く4割以上が知っていると回答した。経営者・役員、学生も10代と同程度の認知度であった。また、「知っている」と回答した人の中で「内容を知っている」とした割合は7割程度だった。

Q. 「水素社会」はあなたにとってどの程度身近だと感じますか。

グラフ その他 水素社会の身近さ

「水素社会」の身近さを問う質問では、「とても身近に感じる」「やや身近に感じる」と回答した人の合計が全体の3割以下となり、身近さを感じている人は少ないことが分かった。この質問においても、10代は身近さを感じる人が他の年代と比べて多く、4割以上が身近さを感じていると回答した。

Q. 「水素社会実現に向けて取り組む企業」に対して、どのようなイメージをを持ちますか(複数回答)

グラフ その他 水素社会に取り組む企業イメージTOP10

水素社会の実現に向けて取組む企業のイメージについては、「環境に配慮している」が42.5%と最も多く、「技術力がある」(38.9%)、「先進的・革新的である」(35.9%)と続いた。全体と比較して、男性10代では「国際的」、男性60代では「技術力がある」などが高く、女性60代では「環境に配慮している」「社会貢献の取り組みに積極的」「社会の変化に対応できる」などが高い傾向が見られたという。

「すごいぞ水素!プロジェクト」始動

UCC上島珈琲では、より多くの人に「水素社会」を身近に感じてもらうには官民・業界を超えた連携が不可欠との考えから、Earth hacksと共同で協働・共創型水素PRプロジェクト「すごいぞ水素!プロジェクト」を始動した。

具体的には、企業間の共創プロジェクトや消費者イベント、学生との共創活動などを予定しており、第1弾として、11月3日~5日の3日間、大阪のNU茶屋町で行われる脱炭素イベント「デカボdeマルシェ」にて、水素バリューチェーンに関わる行政や企業と共同で「すごいぞ水素!ブース」を出展する。

実データ グラフィック デカボdeマルシェ

ブースでは、「すごいぞ水素!プロジェクト」に参画する行政や企業の取り組みを「生活者視点」で展示、UCC上島珈琲の水素を熱源として焙煎したコーヒーを提供しながらカフェ形式で分かりやすく・楽しく「水素のすごさ」を学べる機会とする。

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