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佐賀県、企業誘致へ『島耕作』と大隈重信の広告を新幹線停車駅に掲出

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佐賀県企業立地課は1月から2月にかけて、地元ゆかりの偉人・大隈重信とビジネス漫画の主人公「島耕作」を起用した広告を東京や京都、大阪などの主要駅を中心に展開した。企業誘致を推進するのが狙いで、「経営者の皆様(諸君)、佐賀県で未来に向けた挑戦を」というメッセージと共に両者のイラストを掲載したもの。

写真 グラフィック 掲出風景 品川駅に掲載された様子
写真 グラフィック 掲出風景 電車の中に掲載された様子
島耕作(©弘兼憲史/講談社)や大隈重信が起用された広告。

佐賀県は県内産業の好循環と持続的発展を目的に、付加価値の高い企業の誘致活動に取り組んでいる。2022年には企業誘致に関する専門サイト「SAGA立地ナビ」を開設。地方進出に関心のある企業に対して人財やBCP、ロジスティクスなどの観点で地域の強みを発信してきた。

広告はJR品川駅や東京駅、京都駅、新大阪駅などの新幹線停車駅や羽田空港といったビジネスパーソンが行き交う場所に掲出。佐賀県出身で元内閣総理大臣の偉人・大隈重信と、2023年11月に佐賀県の副知事にも就任した島耕作を起用することで、企業の経営層や管理職に向けてインパクトのある周知を狙った。

ポスターには角帽を被った大隈重信、スーツ姿の島耕作が描かれ、「SAGA立地ナビ」の二次元コードも記載。サイトに誘引する仕掛けとなっている。ポスターのほか、サイネージや新幹線内の電光文字広告の放映、グリーン車内で配る月刊誌での誌面広告の掲載など、幅広く展開した。

企業立地課の担当者は「『企業立地といえば佐賀県』というイメージを確立するため、新旧の人物で対比を作り出すことで広告に変化を持たせ、話題性の創出やターゲット層に飽きさせない工夫を行いました」と説明。加えて、「実際に、広告を目にされた企業の方から問い合わせがあるなど、今後の企業進出のチャンス拡大につながっています」と語っている。

スタッフリスト、掲出箇所は以下の通り

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スタッフリスト

企画制作
ジェイアール東海エージェンシー
ECD
勝見彰文
CD+企画+C
工藤大知
掲出
羽田エアポートアドビジョン、ゆりかもめ車内ドア横(12/11~12/17、1/22~1/28)、スカイメディア品川(12/25~2/20)、JR東海J・ADビジョンCentral 名古屋駅(1/1~1/7)、JR東京駅八重洲北口・南口、JR京都駅、JR新大阪駅、JR名古屋駅ツインビジョン新幹線口、JR新大阪駅マルチビジョン(1/1~1/31)、JR東海・JR西日本東海道・山陽新幹線内電光掲示板文字広告【東海道・山陽区間(東京~博多)】(2/1~2/29)

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター