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中国でIP活用の菓子を製造・販売 バンダイと不二家が提携

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バンダイと不二家は2月14日、知的財産(IP)を活用した中国での菓子の販売を共同で始めると発表した。ことし10月に第一弾として、パッケージや本体に「ウルトラマンシリーズ」のキャラクターを用いた棒付きキャンディーを発売する。参考小売価格は14.8元(約260円)。

不二家が持つ中国の生産拠点と、キャンディーやクッキーなどの販売ネットワークを活用する。両社は「ウルトラマン」のほか、日中で人気のあるIPを活用した菓子の開発、販売を進める。国内ではバンダイが昨年8月から、「キャラパキ 発掘恐竜チョコ」などを不二家の国内工場で生産するなど、すでに協業関係がある。

「ウルトラマンシリーズ」も中国で長年人気を集めるIP。2017年〜20年にかけ、ウルトラマンキャラクターを利用した無許諾の映像製作が発表されたことがあり、権利保有者の円谷プロが製作会社や、世界での利用権を持ち、許諾したとする企業との裁判で勝訴している。