Q1. 広報として日々の情報収集で意識していることを教えてください
まずは傾聴を大切にしています。社内外問わず情報のキャッチアップは常に意識し、社会現象やニュースなど、新聞・テレビ・Webニュースなどを網羅的にウォッチしています。加えて、SNSで話題になっていることやトレンドなども把握し、自社の事業・サービスに何か影響はあるか、実際に関連するものはないか、などを日々追いかけるようにしています。
その他では、広報同士の交流(同業界の方を含め)も大切にしています。情報が溢れる現代社会で、広報としてはライバルではなく、同じ目標に向かう仲間と捉えて協力して発信していくことや、露出の獲得なども可能だと考えているため、他社の方との情報交換や雑談会などの交流も大切にしています。
Q2. 広報として勉強になったコンテンツはありますか?
広報界隈で話題になった書籍や映画・ドラマなどは目を通すようにしています。
広報関連の記事で知った『広報室沈黙す』(高杉良 著・文春文庫)は危機管理について改めて考える機会となりました。
『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』(柿内尚文 著・かんき出版)は“伝わる”にこだわった内容の書籍で、広報としても身につけたい重要な“伝わる”ためのスキルが納得のいく形で説明されており、とても参考になりました。
また、広報としてストーリーを紡げるということは必要なスキルだと感じており、『荒木飛呂彦の漫画術』(荒木飛呂彦 著・集英社)は、とても参考になりました。実際にこれらから得たポイントを元にストーリー書いて記者さんに提出して、実際に取材につながったものもいくつかあります。
――連載企画「広報担当者のSNS個人アカウント活用術」は、月刊『広報会議』本誌にて掲載しています。
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