セブン‐イレブンから“シックス‐トゥエルブ”に? 営業時間変更店は約1400店に、揺らぐ24時間営業の実態 休業時間は30分単位で調整可能

セブン‐イレブンの営業時間を巡る投稿がSNSで話題になっている。7時~23時で営業する店舗を紹介し、「セブンイレブンが元に戻りつつある。これで良くないですか?」と問いかけたもので、店名の由来でもある「朝7時から夜11時まで」の営業を想起させるとして注目を集めた。セブン‐イレブンは国内でも当初、7時~23時で営業していた。

SNSでは、「深夜帯は利用客が少ないなら時短でよい」「住宅地の店舗はこれでよい」と賛同する声がある一方、「24時間営業だから便利」「昼間だけ働いている人ばかりではない」といった意見も上がった。深夜のコンビニを、夜道で不安を感じた際に駆け込める場所として捉える声もあり、営業時間短縮を巡っては、店舗運営の効率だけでなく、夜間勤務者の利便性や地域の防犯機能も論点となっている。

24時間営業ではないセブン‐イレブンは実際にどの程度あるのか。AdverTimes.がセブン‐イレブン・ジャパンに問い合わせたところ、テスト中を含め、営業時間を変更している国内店舗は現在約1400店で、国内店舗の約6%にあたるという。なぜ営業時間を短縮する店舗があるのか。変更の判断はどのように行われ、どのような効果が見込まれているのか。同社に取材した。

朝6時から深夜0時までの営業時間を示すお知らせ。(セブン‐イレブン都内店舗)

朝6時から深夜0時までの営業時間を示すお知らせ。(セブン‐イレブン都内店舗)

セブン‐イレブンの営業時間は、時代とともに変化してきた。国内1号店の豊洲店が開業した1974年当初は、店名の通り7時~23時の16時間営業だった。その後、深夜や早朝に働く人の増加など生活様式の変化を受け、1975年6月、福島県郡山市の虎丸店で初めて24時間営業を開始した。

一方、その流れに変化が生じたのが2019年だ。同年、営業時間短縮に向けたテストを進め、「深夜休業ガイドライン」を整備。深夜休業を希望する加盟店オーナーが、自店でのテストなどを踏まえて実施の可否を判断できる仕組みを整えた。

背景にあるのが、加盟店を取り巻く経営環境の変化だ。ガイドライン制定の理由について、同社担当者は「最低賃金の上昇、人手不足の問題等、加盟店様を取り巻く昨今の状況を踏まえ、加盟店様が安心して経営できる環境を整えるため」と説明している。

深夜休業は売上や利益にも影響

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