最新米国小売業からプロモーションをハカる。
倉林 武也(プロモーション・プランナー)
大学卒業後、セールスプロモーション・エージェンシーの株式会社クレオに入社。流通小売業をはじめ、食品や飲料を中心にメーカー、サービス業のマーケティング、プロモーションの立案から展開に携わる。ショッパー・インサイトから店頭マーケティングの今後のあり方をテーマに研究。
2010年-2011年日本国内の様々な業種業態の新しい市場創造やシェアアップを目的としたプロモーション活動を集め分析。
株式会社クレオ http://www.kreo.ne.jp
このコラムについて
国内におけるマーケティング活動は、生活者の意識や購買行動の変化、ソーシャル・メディアをはじめとするデジタルの活用などからも、様々な取組みが行われています。 これからのマーケティングやショッパーを捉える意味からも、国内の展開と合わせて市場の状況の異なる米国の小売業を中心とした企業の展開を見ることにしました。プロモーションを考える際のフックや新しい可能性を探してみます。 売場やデジタルや文化・習慣をテーマにして、ハカ(図・測・計・量…)って比べてみたいと思います。
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ショールーム?」昨年2011年11月の米国の感謝祭(11月の第3木曜日)明けの月曜日のインターネットを通じた買い物の売上高が、前年比22%増の12億5100万ドル(約1000億円 1ドル=80円として)を記録したと米...
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米国流通小売業におけるデジタル・サイネージの現状
日本においても米国においても近年ショッパー・マーケティングの重要性の認識が促進していることについては共通するところ。店頭におけるデジタル・サイネージなどのインストア・メディアについても研究がされていま...
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クーポンのアナログとデジタル
買物を上手にお得にしようと思う時、クーポンの利用があります。このクーポンを最も使用している国と言えば米国が浮かびますが、「家計の節約術としてクーポンを使うことが最も盛んなのは1位中国、次いで米国」(米...