「瞬」を読む!
草場 滋(作家・メディアプランナー)
エンタテインメント企画ユニット「指南役」代表。
米エミー賞にノミネートされたテレビ番組「逃走中」(フジテレビ)の企画や、映画「バブルへGO!」の原作ブレーン、日経エンタテインメント!誌「テレビ証券」の連載など、メディアを横断したプランニング活動に従事。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務める。著書には「キミがこの本を買ったワケ」(扶桑社)、「『考え方』の考え方」(大和書房)、「情報は集めるな!」(マガジンハウス)などがあり、マーケティング・企画関連で幅広く執筆活動を行う。
最新刊「一流の仕事人たちが大切にしている11のスタンダード」(実務教育出版)が12月18日発売。
このコラムについて
今、この瞬間にも、話題の店や様々なヒット商品が次々に生まれています。それらを丹念に見ていくと、社会の動きや人々の心理が読み取れるもの。数々のヒット企画やアイデアを生み出したプランナーが、独自の視点で世の中の話題の背景や裏側にある「意味」を探り、解説します。
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そこに山ガールがいるから
週末の朝、僕は西新宿の高層ビル街をよくランニングするんだけど、今年の夏あたりから、やたらと目にするようになった光景がある。高速バスの前に集う……
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マジメ化する若者たち
知り合いの事務所の若手スタッフのK君は、よくできた青年である。歳はまだ20代前半と若いが、貯金は70万円を超えている。シェアハウスに住み、家にテレビはない。言葉づかいは丁寧で、言われたことはきちんと守...
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選択肢のないシアワセ
先日、仕事で赤坂を訪れた時の話である。打ち合わせが終わり、昼どきだったので、ランチにしようと目に付いた一軒の古民家風の店に入った。
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特別な1日より、ちょっと素敵な365日
フランスでは、コストパフォーマンスのことを「キャリテ・エ・プリ」と言って、レストランを評価する大切な指標の1つになっている……
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「ソーシャル発」は直接民主制
2010年は、ソーシャルメディアが大きく花開いた年である。その代表格がツイッター。国内の利用者数は今年アタマに500万人だったのが、あれよあれよと、今や1000万人超え。