汐留で使われているO2Oの教科書
吉羽 一高(電通デジタル・ビジネス局 アート・ディレクター)
電通デジタル・ビジネス局メディア企画部、アート・ディレクター。
SEMやYou Tubeのメディア価値測定など新しい価値尺度の算出やテレビと組み合わせたリッチメディア広告の立ち上げなどを経て、現在は、Google、Facebook、Twitterなどのプラットフォームを活用したコミュニケーション設計・プロダクト開発、iPhone/Android向けのアプリケーション制作担当。また、テレビ・新聞・雑誌などのメディアとインターネットのクロスメディア戦略やサービス開発なども手がける。
このコラムについて
注目のビジネスキーワード1位に挙げられる” O2O (Onile to Offline) "。マーケティング、広告の分野でも大きな注目を集めています。 概念的な要素が強いトレンドワードとしての" O2O "を過去の歴史、未来の形までを見据えながら体系的に理解することで、 " O2O "の領域で直接的にビジネス展開されている企業とそれらの" O2O サービス"を利用する実務関係者に具体的なアクションを生み出すキッカケを提示して行きたいと思います。 概念の解釈とともに、具体的なサービスをマーケティング&テクノロジーの両面で解説して行きます。
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Passbookの可能性と課題
このサービス自体が使われているのか? という話はありますが、今回は、アップルのiPhone5の発売(2012/9/21)とともにリリースされたPassbook(パスブック)について考えてみます。 ※...
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“O2O”は“Online to Offline”か、“Offline to O...
前回、“O2O”を成立させる根本の要素は「共通キー」だということをお話ししました。Onlineで「共通キー」を発行しているか、Offlineで「共通キー」を発行しているかで、水が高いところから低いとこ...
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“Online”と“Offline”のユーザー行動をつなぐ「共通キー」
ではあらためて、“O2O”とは何なのか。を考えていきたいと思います。“O2O”は、「Onlineでのユーザーデータ」と「Offlineでのユーザーデータ」を紐付けて把握し、マーケティング活動に活用する...
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“O2O”が注目を集める理由
今、広告業界にとどまらず注目を集めている“O2O”。マーケティング、流通をも巻き込んだこの概念をどのように理解し、活用していけるのか。そして広告の領域から汐留の会社の中で、どのような議論をして整理して...