1枚で掴む「フォトジェニック」な商品

続いては、写真の力で一気に注目を集める方法です。
つい写真に撮りたくなる気持ちを加速させるフックとは何か。

一つ目のフックは、「擬態」です。

《キャラにくまん》

食べ物をキャラクターに「変える」。その面白さは、写真1枚で伝わります。
スライム肉まんが代表例です。（パカッと割ったときの変貌っぷりも、話題となりました…）
オムライスが猫のふとんになったり、ドーナツがキャラになったり、など、ソーシャル時代にこの存在感は加速しています。

《デザインマスク / キッズコスチューム / タトゥーストッキング》

「擬態」に「装着」というフックを加えた例がこちら。
「装着」型にすることで、人自身が「擬態」化するため、その周囲の注目がより一層集まりやすくなります。

《雲海テラス》

非日常の「憧れ」というフックによって強力なバズを巻き起こす例があります。
これは天空の奇跡とも呼ばれる、雲海テラス。北海道の中心に位置するトマムの大いなる自然が生み出す幻想的な世界で、まるで「天国」かのようなシチュエーションですが、ある種の憧れを体現した一枚絵には強い力があります。

《ヨーグリーナ&南アルプスの天然水》

「ギャップ」というフックで、非常に話題になったサントリーの商品。
透明なのに、ヨーグルトの味がしっかりするという、信じがたい意外な事実が興味を惹きつけ、瞬く間に話題となり、トライアルを喚起しました。