テレビの敵か、味方か。
これからも世界中の新しい才能は発掘され続けるし、新しいコミュニケーションも生まれる。その可能性を開いたのは間違いなくインターネットとデジタルメディアだと思います。
昨年とある海外のアーティストのPVが話題になりました。動画のラストに自殺予防相談センターの電話番号が現れます。
音楽で共感を生みながら直截なソリューションを提示する感覚が新しいと思いました。この動画は現在2億5千万回以上再生されています。
誰かを救いたいという個人の思いが、動画を通じて地球規模の拡がりを見せる。既存のメディアだけでは成しえなかった新しいコミュニケーションの形ではないでしょうか。
カウンターカルチャーはメインカルチャーにとって脅威であることは間違いありません。既存の価値観を一瞬にして古いもの、時代遅れなものにしてしまうパワーがあります。
それでもテレビはオワコンではないと思います。小説や映画が時代遅れとは誰も思わないし、これからも廃れることがないように。
最近のHONDAのジェット機のCMや先述のIPPONグランプリなど、すばらしいアイデアはメディアの枠を超えて共感と感動を呼びます。
人間の知的好奇心には果てがありません。
見たことがないものが見たいし、心を震わせるものや面白いものは誰かと分かち合いたい。
活字だろうが映像だろうがテレビだろうがWebであろうが、それは永遠に変わらないのだろうと思います。
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