コラム

アスリートとつくる、熱量の高いファンのコミュニティ

ストリートスポーツ、シーン作りの第一歩は、アンダー15の大会

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今回行った、スケート、ブレイクダンス、ダブルダッチなどの競技は、どれも自分としては思い入れが強い。ダブルダッチにおけるキッズバトルは業界初だったため心配もされたが、バトルごとに成長していくキッズたちの今後の可能性を感じる事ができたようだ。

写真提供:渋谷未来デザイン

写真提供:渋谷未来デザイン

スポーツの文化を促進していくには、スポーツシーンにいる競技者やスタッフの努力のみならず、賛同者を巻き込みどれだけ連動するかということ、そして大事なのは活動できる場所を作っていくことが大事になる。

そのためには、渋谷というメディア的意味を持つ場所を中心にしながらも、競技の幅や渋谷以外での活躍の場所をどんどんアメーバ的に増やすことができたらと思うと同時に、このような活動に賛同してくれるサポーターがたくさん増えて一緒に盛り上げることができればと思っている。ありがたいことに、終わってから自分たちのこの競技も入れて欲しいといった要望も出てきて、次なるチャレンジは、その要望にどうやって答えるかだと思っている。

写真提供:渋谷未来デザイン

企業に育てられ企業と共にここまできた自分が言うのもなんだが、これからの社会はみんなで支えなければいけない。この活動を通じて、競技者(参加者)と観戦者とスタッフが一つになる瞬間の連続だったが、競技者が中学生以下ということで、観戦者の幅が赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまでという本当に微笑ましい風景で、これこそ正にスポーツにおける家族の風景だと感じた。運動会に行く家族がみんなで応援して楽しむ、全ての人が参加できる風景ができたことが嬉しかった。

社会の可能性を、目的意識を持った連合体で共創しながらこれからの時代を支えていく。その場にいる全ての人が楽しめるイベントにする。これこそ、新しい時代を迎える我々がやっていくべき課題だと思っている。

最後になるが、この活動を通じて前職時代の仲間が多く参加してくれたことには本当に感謝している。ある種巻き込まれてしまった人も多いかもしれないが、利害関係のみで仕事をするのではなく、全員がこれからのストリートスポーツシーンをどうやって進めていくのかを考えていて、今までの仕事での信頼関係でチームは成り立っている。

まだまだ認知が低く意義もきちんと伝わっていない部分は、自分としてももっと発信や活動をしなくてはならないと思っている。参加してくれているメンバー全員が最終的にはメリットを享受できるように、新しいサポーターを増やしていくことも大事な活動であり、そのために次なる計画を実行し邁進していくつもりだ。

長田新子
一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー

AT&T、ノキアにて、情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、その後独立。現在は2018年4月に設立された一般社団法人渋谷未来デザインの事務局次長兼プロジェクトデザイナー。

 

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