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大手広告主からの相談も増えているフラクタのマーケティング戦略(BtoB Marketing Case)【前編】

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—コロナ禍による事業会社側の変化は感じていますか?

河野氏:一般的にはEC事業立ち上げのニーズが増えていると思いますが、僕たちの場合はそれだけでなく、「DtoCブランドを立ち上げたい」「DtoCブランドの特性を自社ブランドに取り込みたい」という相談がとても増えています。中でも特に増えているのが、経営企画室や新規事業開発室などからの、コロナ後の世界を見据えた実店舗の在り方や2020年以降のブランドの在り方について、ディスカッションレベルから一緒に入って欲しいという依頼が格段に増えました。

—ここからは、フラクタ様のマーケティング戦略について伺っていければと思います。御社の場合、事業内容や手法自体に共感してもらう方たちを増やしていくことがメインになっていくのでしょうか?

河野氏:そもそもマーケティング活動において投資額を増やすことは、ある意味一番楽な手段だと考えています。広告費を払えば最高のメディアの、最高の掲載位置の中で紹介してもらえる。でも僕らみたいな中小企業が戦い抜いていくためには、その上で、さらにどれだけ工夫できるかが重要だと思っています。

例えば宣伝会議さんに広告を出稿したり、イベントに出展する際にも、その前段階で、その露出を最大限活用するための下ごしらえが非常に大事です。この下ごしらえこそが「攻めのマーケティング」だと考えています。では「攻めのマーケティング」って何?と言うと、自分たちの立ち位置を明確にする、ということだと思っています。

たとえメディアに露出しても「この人たちは何をやっているんだろう、まあいいや」で終わるのか、「この人たちよくわからないけど面白そう。もっと話を聞いてみたい」と感じてもらえるかどうかは、自分たちの立ち位置を明確にするという事前準備で差が出る。つまり僕たちのマーケティング戦略はブランドマーケティングで、いかにフラクタというブランドを認知してもらえるか、を重視しています。

後編につづく>



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担当:松本/山本