「宣伝会議賞、アツい思い出をありがとう」受賞者の喜びの声を一挙紹介!

share

第58回「宣伝会議賞」は3月12日、グランプリをはじめ、各賞を決定。贈賞式を開催しました。グランプリを受賞したのは田中貴弘さんの作品「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」(商工組合中央金庫)。田中さんはグランプリだけではなく、コピーゴールドも受賞する快挙を成し遂げました。

ここでは狭き門をくぐり抜け、見事受賞した皆さんの喜びの声を紹介します。

グランプリ

「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」

商工組合中央金庫/中小企業と商工中金のコラボにより実現できる社会についてのアイデア/田中貴弘さん

シルバー7本が発表された。受賞の席は残りわずか。上位を奪うだろうと目をつけていたライバルコピーは、まだ呼ばれていない。俺の夏が終わったと思った。3月だけど。(もしワンツーなんて獲ったらすごいぞう!)。妄想にはしゃいでいた昨夜の自分はどこへやら。現実はビターだ。いい夢だったけど、そろそろ目を覚ます時間。心底がっかりした直後に訪れた、ファーストインパクト。ゴゴゴ、ゴールド!?受賞の言葉を夢中で発して席に戻る。数分前とは違う、ゴールドな自分。はー。すげえ。これで卒業。ちょっと寂しい。そしてグランプリ発表へ。はて?谷山さんの視線がこちらを向いている気がする。もちろん気のせいに決まってる。だって俺のターン、終わったし。発表。まさかのおかわり。セカンドインパクト。20年に渡る挑戦の果てに待っていたビッグサプライズに、頭が真っ白になり、世界が真っ白になり、そして澄みきった。

最後に。祝福していただいた取引先の方々、会社の人たち、松原さんと生田さん、にっしー、朝長君。わが事のように喜んでくれた叔父さん叔母さん、文忠君、佳子ちゃん。父と母、そして奥さん。本当にありがとう。やっと、いい報告ができました。

コピーゴールド

「病院に行くほどでもないから、苦しい。」

ビオフェルミン製薬/「新ビオフェルミンS」を使いたくなるアイデア/田中貴弘さん

出物腫れ物所嫌わずとはよく言ったもので、まぁ僕のお腹は空気を読まない。電車の中で。授業の最中に。打ち合わせの直前にも。平気で主人に恥をかかせようとしてくる。こいつのせいで何度、人生のピンチを迎えたかわからない。しかし、そんな仕打ちを受けながらも、医者に診てもらおうと思ったことはないな、とふと思った。腹の調子が悪くなるのはしょっちゅうだけど、病院に行くほどじゃない。でもそれが苦しいんだよなぁ。・・・!その瞬間、雷に打たれたようにこのコピーが降りてきた。かどうかは覚えていないけど、自分の生活の実感から気づけた視点かなと思います。少しでも参考になれば。

と、ここまで書いて以前、人生最大の腹痛ピンチを書いたのを思い出した。ブログ用に書いたけど恥ずかしかったのでお蔵入りにした話。この際だからnoteに掲載してみます。死ぬほど暇な時にでも読んでもらえると嬉しいです。さて、本当に最後になるけど宣伝会議賞、毎年本当にしんどくて悔しくて、でも楽しかったなぁ。アツい思い出をありがとう。

CMゴールド

「コロナ禍」篇
店員「5000円とコロナウイルスお預かりします。」
店員「1380円とコロナウイルスのお返しです。」
NA「コロナウイルスは、紙幣の上で28日間生き続ける。クレディセゾン。」

クレディセゾン/キャッシュレス社会で日本を元気にする広告アイデア/西本亜矢子さん

この度は、CMゴールドを頂き大変うれしく光栄に思っています。第57回でファイナリストに初めて残ることができて、やっと憧れの虎ノ門ヒルズへ行けるんだと喜んでいたのにコロナウイルスの影響で授賞式が中止…。コロナウイルスという見えない敵への怒りや悲しみ、悔しさから生まれたのがこのラジオCMでした。

「コロナウイルスなんてあったねー」とコロナが懐かしくなる未来が早く来て欲しいです。

もしそんな未来が来たら、第57回&第58回のメンバーでパーティーができたらいいなと願っています。このままだと虎ノ門ヒルズコンプレックスになってしまいそうです(笑)(宣伝会議さんどうぞよろしくお願いします)。

コピーのコの字も知らなかったただの主婦が、突然キャッチコピーを書き始めたにもかかわらず笑わずに応援してくれた家族や友人、そして、宣伝会議賞をきっかけに出会えたたくさんの仲間と審査員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。61万7203点の中から私のことを見つけて下さり本当にありがとうございました!

眞木準賞

「ギュルリ途中下車。」

ビオフェルミン製薬/「新ビオフェルミンS」を使いたくなるアイデア/守谷直紀さん

たとえ偶然でも球がバットに当たった感覚は当てた人にしか分からない。公募賞で受賞することの意義を、そう教えてくれた先輩クリエイターがいます。長年、ファイナリストをはるか高みに感じていた僕がいきなり眞木準賞だなんて、今回は運が良かったのかもしれませんが、この感覚をまた味わいたいという強い感情が生まれました。だから、次はもっとがんばります。贈賞式ではグランプリ&ゴールドW受賞というマグレではありえない快挙を目の前で見てしまい、言葉を失いましたが、絶望することなくこれからも努力を続けていこうと思います。

商工組合中央金庫の課題でグランプリを受賞した田中貴弘さん。

次ページ 「シルバー受賞者「これからも、書くことを、考えることを、人生をがんばります」」へ続く

Follow Us