コラム

編集・ライター養成講座修了生が語る いまどきの若手編集者・ライターの生き方

10年読み続けた雑誌の編集部ではたらく【前編】

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北川佑佳(中央公論新社 婦人公論編集部/編集・ライター養成講座 総合コース2009年春 東京教室)

知らなかったことを知る喜び

10年以上読み続けてきた大好きな雑誌『婦人公論』。その編集部で昨年夏から働いています。

企画を考え、取材を申し込み、ライターやカメラマンを手配。取材現場にも同行します。原稿を受け取ったら内容を整理し、タイトルを考える。それが終わればデザイナーにレイアウトを相談。ハッと気がついたら「あ、もう21時か」という感じで、慌しくも充実した毎日を送っています。

以前は編集プロダクションで車雑誌の編集をしていました。とにかく忙しくて、3日間徹夜して原稿を仕上げたことも。もちろん、そんな状態の時は必ず、上司が赤ペンでたっぷり修正指示を書き込んだ“血染めの原稿”が返ってきます。受け取ったらまたすぐに自分の机に戻り、「こんにゃろー!」と思いながら書き直す。だけど、先輩も上司も、仕事には厳しくても人としてはものすごく優しい。企画の立て方から校正の仕方まで、雑誌編集の基礎をたくさん学ばせてもらいました。

転職したことで変わったのは、取材対象となる分野がぐっと広がったことです。『婦人公論』の読者は40~50代女性が中心で、健康や家族の問題など、取り扱うテーマが多岐にわたります。取材を通じて様々な職業の方に出会い、様々な価値観に触れることができる。

「今まで知らなかったことを知る」という喜びは、編集者という仕事の醍醐味ではないでしょうか。

そして、自分が発見したことや感動したことを、誌面を通して読者に伝える。それが、ごく僅かでも、誰かが何かを得るという結果に繋がりますように。一瞬でも、前向きな気持ちで心が温かく満たされますように。そんな風に願いながら仕事をしています。

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講師陣は、総合誌、週刊誌、ビジネス誌、ファッション誌、Webメディアなどさまざまな分野の現役編集長や、第一線で活躍中のライター・ジャーナリスト・作家など。多くの課題添削、実践トレーニングを通じて、現場で活躍できる編集者、ライターを養成します。

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