記念講演には、ベストセラー「聞く力」の著者、さんが登壇し、これまでのインタビューでの失敗談や経験を通じての気づきなどのエピソードを披露した。
60周年の記念事業として、会場で全広連の新たなシンボルマークが発表された。全国37協会の会員から集まったデザイン案550件の中から選ばれた、高知広告協会所属の佐竹直美さんの作品をもとに作成された。
今年度から始まった「第1回全広連日本宣伝賞」の贈呈も式典内で行われた。広告界の発展の貢献した個人や団体を顕彰するもので「日本宣伝クラブ」が昭和30年代から実施してきた「日本宣伝賞」を継承、再編成した。公益社団法人として再スタートした全広連の新たな公益目的事業の一環と位置づけている。
全広連鈴木三郎助大賞には河北新報社「ありがとうの詩」プロジェクト事務局、同地域賞は神戸新聞+Design協賛各社が選ばれ、それぞれ贈呈が行われた。
式典には、三村申吾青森県知事や鹿内博青森市長も参加し、参加者に歓迎の意を表すとともにリンゴやホタテなど地域の特産物をアピールした。またオープニングには「津軽三味線」の総勢30人による合同演奏、フィナーレには青森の夏の風物詩「青森ねぶた」の面に墨を入れる「書き割り」と、跳人(はねと)の乱舞が披露された。全国からの来場者は、一足早く短い青森の夏の雰囲気を楽しんだ。
全広連大会は、全広連加盟の37協会の中から持ち回りで開催地が決まる。青森での開催は初めて。東北での開催は2002年の岩手大会以来11年ぶり。2010年12月に東北新幹線が全線開通し、青森へのアクセスが改善された一方、翌年の東日本大震災の影響を受けた地域でもある。
「全日本広告連盟 創立60周年特集」バックナンバー
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