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コラム

椎木里佳の「JCJKの生態と欲望」研究所

学校もインスタもどっちも「リアル」。イマドキ女子高生のインスタグラム事情

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加熱しつつあるクラウドファンディングも、女子高生にはまだまだ無縁。

インフルエンサーやクラウドファンディングのような、発信力のある個人が活躍しやすい社会になりましたが、女子高生たちは、まだそれらを「見る側」「楽しむ側」に留まっているようです。

Youtuberのヒカルさんの一件で一躍有名になったValueも、「ヒカルは好きだけどValueってなに?」という意見が多数。

SNSが浸透した世の中ですが、周囲のコミュニケーションを円滑にするためだけの利用がメインとなっているのが、勿体ないと思っています。私としては、女子高生がクラウドファンディングなどを活用して、やりたいことをどんどん自分でやれる社会を望んでいます。

実際にSNSから人気を集め、有名ファッションブランドとデザイナーズ契約をした12歳の女の子もいます。

現在12歳のLaraは、8万3,000人超のフォロワーを抱えるインスタグラマー。得意のイラストや世界各国を旅する投稿が人気を集め、ファッションブランド「サマンサタバサ」と契約に至りました。

SNSは、空気を読んだり周囲との関係性をキープするためのツールに終わるのではなく、若者たちの自己実現ツールであってほしい。大きな変革を期待したいところです。