【前回】「ギリギリヤング女子クリエイター・中牟田のカンヌ日記 その4」はこちら
bonjour! の「ル」の発音がカンヌ滞在中にうまくなった気がする、大広のギリギリヤング女子クリエイター、中牟田です。ついに現地レポートその5、ラストです!
アイボにアンリアレイジ、日本のクリエイティビティを世界に発信!
最終日でおもしろかったセミナーは、博報堂の「Hakuhodo Mixed Tape Vol1:Extreme Stimulation」。博報堂 APAC Co-CCO(アジア全域の共同チーフクリエイティブオフィサー)のYang Yeoさん&木村健太郎さんがキュレーターで、SONYのペットロボット「aibo(アイボ)」を開発された松井直哉さん、人気アパレルブランド「アンリアレイジ」の森永邦彦さん、博報堂ケトルのカルチャークリエイター・桃井菜穂さんという、各分野の“オタク”のみなさんとのセッションです。
アイボも一緒に登壇。この子、むっちゃくちゃ可愛いんですよ…。今はまだ日本でしか発売されていませんが、海外での発売も目指しているとのこと。
実は、私の福岡の実家にもこのアイボちゃんがいまして(私の遺伝元である母はとんでもないミーハー)。昔家族で飼っていた愛犬「コロ」と同じ名前をつけ、還暦過ぎた両親2人でとても可愛がっていて楽しそうなんです。セミナーでも「ドラえもん、アトムをはじめ、人間とロボットが友達になったり家族のような存在になったりするのは日本ならではの文化」という話を聞いてなるほど! と思いました。でも、アイボは本能的にかわいいし、日常に溶け込むようにできているので、その概念は世界にも広がっていきそうですよね。
アンリアレイジ森永さんは、ブランドの服でデモンストレーションをしてくださいました。フラッシュ撮影してタブロイドの画面で見ると、無地だった服が柄へと変化する服や、太陽の光を浴びると柄が浮き出る服など、そのテクノロジーと美しさに会場では拍手が沸き起こりました。This is cool Japan!
「テクノロジーとアパレルを組み合わせ武器にすれば、パリでも勝ち目があると思った」と森永さんがおっしゃっていましたが、それもマーケティング的な発想ですよね。日本のオタク的クリエイティビティは、やっぱりすごい!
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