バンダイナムコエンターテインメントは、昨年4月1日から1年間実施したリサイクルプロジェクトで、プラモデルの部品を外した枠の部分=ランナーを、11トン回収したと発表した。目標比で110%の量となった。プロジェクトは継続し、2022年は、21年比136%の15トンを目指す。
「ガンダムリサイクルプロジェクト」の活動の一環。集めたランナーは、「ケミカルリサイクル」技術の実証実験に活用する。プラスチックのポリスチレンを化学的に分解し、その原料であるスチレンモノマーに戻す。
バンダイナムコグループはほかに、使用済みプラスチックを破砕するなどして再利用したり、焼却時に生じる熱エネルギーでプラモデルの工場に電力を供給したり、といった取り組みを進めている。
ランナーは、バンダイナムコアミューズメントが運営するゲームセンター「namco」など、約200店舗に設置したボックスで回収。「ガンダムR(リサイクル)作戦」と題したイベントでは、昨年10月から1カ月間をかけ、イオンモールやマルイ、パルコほか全国30の商業施設を巡り、普及に務めた。イベントでは、は、約4万4000人に使用済みランナーや生産過程で出る廃材を原料としたプラモデルを配布したという。
新着CM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
クリエイティブ
書くことを書く。書く人のために。(三浦麻衣)~『言葉からの自由 コピーライターの...
-
マーケティング
「からだにユーグレナ」ブランドデザインを刷新 新タグラインは「地球健康食」
-
AD
クリエイティブ
生成AIビジュアルのマーケティング活用で外せないリスク対策の勘所とは?
-
マーケティング (コラム)
流動するクリエイター市場 視野が狭ければ可能性まで狭めてしまう
-
クリエイティブ
やり口と出会いのひきだし(鳥居薫)~『門外不出のプロの技に学ぶ 映像と企画のひき...
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー
-
販売促進
亀田製菓、お菓子の「粉」だけの提供で客層拡大 「ハッピーターン」の粉が当たる施策
-
販売促進
ロート製薬、既存事業をペット向けに横展開 犬用サプリ「ロートV5わん」発売