トリドールHD社長がイベントで語った「心的資本経営」 感動の源泉は働く人のハピネスに

トリドールホールディングスは5月19日、国立代々木競技場第一体育館で社内イベント「ALL TORIDOLL ハピ→カン MEETING 2026」を開催した。

写真 会場となった国立代々木競技場 第一体育館

会場となった国立代々木競技場 第一体育館。

本イベントは、ホールディングスの全従業員を対象にした社内コミュニケーション施策。国内外のグループ各社・各拠点、ブランドの垣根を越えて一堂に会し、各々の挑戦や成果に光を当て、表彰することで、従業員一人ひとりの行動が感動や繁盛につながっていることを実感してもらう目的がある。

当日のメインイベントは、国内外のグループ全拠点から700件を超える応募があった社内アワード「ハピカン繁盛アワード」の表彰式。部門ごとに選出された受賞者たちが、会場に集まった大勢の従業員に祝福された。

イベント冒頭ではクラップとカウントダウンで開幕。熱気に包まれる中、代表取締役社長 兼 CEOの粟田貴也氏が登壇し、同社が掲げる「心的資本経営(=ハピカン経営)」について語った。

写真 ハピカン繁盛アワード

全国から大勢の従業員が参加。「ハピカン繁盛アワード」は、2024年10月~2026年1月の間に“繁盛”の成果が出た取り組みから部門ごとに選出された。

「外食は楽しくなければいけない」そのためには……

粟田氏が強調したのは、外食産業を取り巻く環境が大きく変化する中で、なぜ今「ハピカン経営」が必要なのかという点だ。物価高騰や人件費上昇、人手不足、デジタル化・ロボット化の進展により、店舗運営の効率化が進む一方、同社は「人が人をもてなす」価値を改めて重視する姿勢を示した。

同社が2025年9月から掲げる「心的資本経営」とは、従業員の“心”の幸せと、顧客の“心”の感動をともに重要な資本と捉え、どちらの心も満たし続けることで持続的な事業成長を実現する経営思想だ。その考え方を現場に落とし込む取り組みが「ハピカン経営」であり、従業員の「ハピネス」と、お客様の「カンドウ」を組み合わせた言葉である。

次のページ
1 2 3
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事