今年1月から静岡放送でスタートした、私がパーソナリティーを務める「#椎木里佳パイセンの放課後ラジオ」。先日、ゲストとしてSHOWROOMの前田裕二社長にお越しいただきました。
「SHOWROOM」とは、アーティストやアイドルや一般ユーザーのライブ配信を視聴でき、視聴者はコメントやギフティング(課金アイテム)を投稿することによって、配信者を応援することが出来る動画配信サービスです。
埋もれていく才能をライブ配信によって掘り起こし、全てのアーティストや表現者に平等な機会を与えるというコンセプトのもと立ち上がったSHOWROOM。
2013年にローンチして以降、AKB48や欅坂46のメンバーが配信したり、Popteenやフジテレビの番組などのメディアでの出演オーディションが行われたりと、女子中高生の中でも話題になるサービスです。
ラジオでもお話いただいた「夢を持つ子が頑張れば頑張っただけ報われる仕組みを作りたい」という前田社長のSHOWROOMへの思いには、大変感銘を受けました。
女子中高生とスマホ動画の関係
ここ数年、スマホに特化した動画アプリが爆発的に流行しています。
「SHOWROOM」のほか、1500万ダウンロードを超えたサイバーエージェントとテレビ朝日が運営する「AbemaTV」(3月16日時点。)や、LINEが運営する「LINE LIVE」、女の子のメイク動画などに特化した「C CHANNEL」など、たくさんのIT企業が動画配信アプリを提供しています。
「AbemaTV」は、テレビ制作のプロが作るインターネットテレビ局、「LINE LIVE」はタレントから一般人まで幅広くライブ配信を行うサービス、「C CHANNEL」は20代女性をターゲットにメイクやファッションに特化した動画を配信するアプリ、「
MixChannel」は中高生が自作した動画をアップできるアプリと、それぞれの動画アプリは棲み分けがされています。
実際に女子中高生はどういった使い方をしているのでしょうか?
今回、私の会社が運営する女子中高生マーケティングチーム・JCJK調査隊にアンケートを取ってみました!
動画アプリの平均ダウンロード数は3種類。
テレビよりスマホ動画を見る時間の方が長い、と答えた女子中高生の割合は高く、朝の時間など家族といるときはテレビを視聴し、勉強中や寝る前など一人の時間にはスマホ動画を見ているという答えも多くありました。
速度制限がかかるので、電車や学校などWiFi環境のない場所では動画視聴はしないようにしている、という声もあり、スマホでの動画視聴には速度制限が高い障壁になっていることも分かります。
中でもやはり、女子中高生が注目しているのはライブ配信機能。
「SHOWROOM」もそうですが、最近ではInstagramやFacebookでもLIVE配信機能がつき、タレントやインフルエンサーでなくても、誰でも動画配信が可能な時代になってきています。
一方で、まだまだ普通の女子中高生が気軽に配信するにはハードルが高いようで……。
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