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コラム

since 1963 コピーライターの登竜門!第50回 宣伝会議賞 特設コンテンツ

宣伝会議賞1分アドバイス(38)生駒達也さん、尾形嘉寿さん、松村祐治さんからのコメントをご紹介!

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9月1日からスタートした第50回宣伝会議賞。10月31日の締切が徐々に迫ってきています。

アドタイでは今回、審査員を務めるクリエイターの皆さんから応募のアドバイスを一問一答でいただき、順次紹介しています。短い、シンプルな内容ではありますが、その言葉の節々にコピーを生み出すヒントが詰まっています。

宣伝会議賞の入賞、そしてコピーライターとしてのキャリアアップを目指す皆さんに向けたメッセージもいただきました。ぜひお役立てください。

本日は、3人の審査員の方からいただいたメッセージを紹介します。

生駒達也

まずは、大広の生駒達也さん。コピーを書く時のマストアイテムは「やる気」「負けん気」「執念深さ」という生駒さん。最近の仕事に、近畿6府県4政令市が実施する「児童虐待防止広報啓発」のテレビCM「影絵」編などがあります。生駒さんが思う、コピーライターという仕事について、コメントをいただきました。

「コピーライターは昔から、コピーのみならずコンセプトをつくることも多かったと思います。今ではそれが、コミュニケーション全体を動かす旗印(となるようなキーワード)をつくる仕事だったりもします。『コピーを書くだけ』みたいな捉え方だと消えそうな職業だけど、実は世の中を動かす『魔法の呪文』を考える仕事なんですよね」

生駒達也(大広シニアクリエイティブディレクター)
1968年生まれ。主な仕事にNTT西日本、積水ハウス、近畿日本鉄道ほか。ACC賞、TCC新人賞、毎日広告デザイン賞グランプリ、NYフェスティバル


尾形嘉寿

2人目は、I&S BBDOの尾形嘉寿さん。現在は基本的に、自らコピーを書くことはないそうですが、以前は風呂あがりの30分が、コピーを考える“マジックタイム”だったそうです。マストアイテムは、PCと、「もりもり山のくだもの飴」(カンロ)だそうです…!今回は、コピー上達のためのヒントをいただきました。

「コピーは数学だと思うので、数学を好きになると、上手くいくと思います」

尾形嘉寿(I&S BBDO)
1965年生まれ。ACC金賞、福岡広告協会賞、2001年クリエイター・オブ・ザ・イヤー 特別賞、2006年クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリストなど受賞多数。


松村祐治

そして本日最後、3人目は、電通の松村祐治さんです。へーベルハウス(旭化成ホームズ)やサントリーをはじめ、さまざまテレビCMを手掛けるほか、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやPUFFYなど、アーティストのプロモーションビデオも手掛ける松村さん。コピーを書く時には、「uni-ballのペン、moleskineのパクリ風のノート、MacBook Air」がマストアイテムとのことです。応募者の皆さんへのメッセージをいただきました。

「今後も広告のカタチはさらにどんどん変化していくムードですが、コピーが強いほうがもろもろ強いってとこは、どうやら変わらない模様です。おもしろいですね。皆さま、がんばってください」

松村祐治(電通/CMプランナー)
主な仕事にへーベルハウス、サントリー、ユニクロ、JT、銀のさら、SONY、コンタック、大阪ガス、楽天、NOVAうさぎ、テレビ番組「喝老人」「ど人生」、PUFFY「アジアの純真~ Ami Yumi Emi ver.」PV、ASIAN KUNG-FU GENERATION「君の街まで」PVなど。受賞多数。

次回は、電通・忽那治郎さん、博報堂・佐々木洋一さん、博報堂・松田正志さんの
お三方のコメントを紹介します。お楽しみに。

【宣伝会議賞1分アドバイス バックナンバー】


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『宣伝会議賞』
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。

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