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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

「がっつり恋愛系」のお芝居がしてみたい!『昼顔』みたいな泥沼も大歓迎!?(ゲスト:加藤小夏)【後編】

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【前回コラム】「佐藤雅彦もみそめた?!広告クリエイター大注目の女優が登場!(ゲスト:加藤小夏)【前編】」はこちら

今週のゲストは、先週に引き続き、女優の加藤小夏さん。今回は芸能界入りするきっかけとなった事務所にスカウトされたときの話や、「戸惑いばかりだった」という芝居の仕事までたっぷりと語ってもらいました。

今回の登場人物紹介

左から、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、加藤小夏、、中村洋基(レギュラーゲスト)。

※本記事は5月2日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

まるで漫画!? 竹下通りでスカウトされ女優デビュー

中村:加藤小夏さんは、最近映画にも出られていましたよね。『踊ってミタ』(2020年)。こちらはなんとヒロインで、まさに「踊ってみた」というダンスの映画でございます。元々加藤さんはダンスもやられていたと。

加藤:はい!

中村:すごいじゃないですか。ジャズヒップホップ歴11年。

加藤:幼稚園の頃から、今はもう辞めてしまったんですけど習っていて。それが生かせるときがやっと来ましたね。

澤本:幼稚園からジャズヒップホップをやってたの?

加藤:最初はヒップホップで、その後ジャズ、その後ジャズヒップホップに変わりました。

澤本:最初はどういうきっかけで始めたんですか?

加藤:全然覚えてないんです、幼稚園だったので。多分「友達と一緒にやってみよっか」みたいな流れだったのかなと思いますね。

中村:お父さんもお母さんもダンス経験者ではない?

加藤:全然踊れない2人です。なんでですかね?なぜか珍しく続いて。ちゃんと続けられた習い事でしたね。

澤本:じゃあ急に何か音楽流したらものすごいキレキレに踊れたりするの?

加藤:いや~~(笑)。残念ながら今はなんとなくは踊ることはできますけど、キレキレではなく。

澤本:でもそれが、『取り立て屋ハニーズ』(2021年、ひかりTV)のキックに生きてるわけでしょ。

加藤:(笑)。どうなんですかね?でも、おかげさまで体は柔らかいんですよ。足上げるとか全く苦じゃなく、余裕でできました。

澤本:かっこいい。

権八:こういうエンターテインメント方面というか、ちいさいときから「女優になりたい」という夢はあったんですか。

加藤:ゼロでした。本当にダンスがやりたくて、他の事務所さんのオーディションを受けに行ったその帰りにスカウトしていただいたんです。その時にサンミュージックの誰かに「女優やってればダンスできるから」みたいなことを言われて。その時中学生だったんですよ。「余裕でダンスできるんだ!」と思って入ったら「いや、全然できないじゃん」と思って。それがきっかけで女優を始めたんですけど、ありがたいことに『踊ってミタ』に繋がったという。やっとダンスできました。

権八:なるほど。

澤本:最初に声掛けられたときって、場所はどこなんですか。

加藤:原宿です。竹下通りのクレープ屋さんの前です。

澤本権八中村: (笑)。

権八:めちゃくちゃベタですね。

中村:漫画みたい。

加藤:お母さんと竹下通りの駅側じゃなくて反対側から歩いていって、最後のクレープ屋さんで食べるか食べないかお母さんと話してたんですよ。「食べたいけど食べずに帰る~?」って言ったところでスカウトされて。「えっ?」みたいな。「これは本物の事務所だろうか?」みたいな。お母さんが「今受けてたところより絶対いいと思う」って小声で言ってたのをすっごい覚えてます(笑)。「あとは小夏が決めることだけど、絶対いいと思う」みたいなことを言われて。結局クレープを買わずに帰りました。

中村:サンミュージックに入ったと。

加藤:入りました!

澤本:お母さん、自分がスカウトされたと思ってるの?

加藤:思ってないです(笑)。思ってたらめっちゃかわいいですね。

中村:そのオーディションにもたくさん人がいらしたわけでしょ。その中で頑張って勝ち上がれるかっていう「この山を登れるか大変そうだな」というところを、ヘリコプターがババババ~って「お~い、こっちにいいのあるぞ!」みたいな。あるんですねこんなことね。

加藤:ありがたいですね、本当に。

次ページ 「「好きです」で埋め尽くされたラブレターをもらったあの頃の話」へ続く