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講座+実践の包括的な学びでスキル+モチベーションが向上するSUBARU

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人が資産と言われる広告界。人材育成は、広告界に属する企業に共通する重要課題だ。社員のスキルを伸ばし、成長を続ける企業に人材育成の方針を聞く。

株式会社SUBARU
国内営業本部 マーケティング推進部 宣伝課長
米田和雄氏

ジェネラリスト育成の制度の中
専門知識を身に着ける場に

SUBARUにおいて国内市場を対象に、自動車の広告宣伝業務を担う、マーケティング推進部 宣伝課。具体的には、テレビCMやカタログなどの広告物制作、メディアバイイング、モーターショーなどのイベント、モータースポーツ、デジタル広告やオウンドメディアの企画・運用など、プロモーションに関わるすべてを、12名体制で担う。

少人数で幅広く包括的に業務を遂行するうえで、課長の米田氏は、組織体制に2つの課題があったと話す。ひとつは、チームに求められるマーケティングのプロフェッショナルの育成と、同社の経営人材に向けたジェネラリストの育成方針との隔たり。「当社では、ジェネラリスト育成を重要視しており、約3~4年という短期間で人事異動が行われ、さまざまな部署を経験します。

そのため、幅広く多様な知識は身に付くものの、マーケティングのような専門的な知識を自然に身に付けるのは難しいのが実態です。宣伝課においてもマーケティングの知識や実務経験の浅いメンバーや若手社員が多いことが課題でした。」と語った。

もうひとつの課題は、広告会社のマネジメント。「宣伝課は12名という少人数のチームであるため、広告会社と連携していかねばなりません。そのためには、まずは一人ひとりが、ターゲットやそのインサイトをマーケティングのフレームの中で的確に捉え、そのターゲットに、何を、いつ、どのように伝えたいのかを、明確かつ確実に広告代理店に伝え、高品質なアウトプットにつなげていく必要があります。私たちと広告会社をつなぐ共通言語としてマーケティングの知識やスキルも重要であると捉えています」。

そこで米田氏は、同課から若手メンバーを中心に4名を、宣伝会議の「マーケティング実践講座」に派遣。「マーケティングの知識やフレームを体系的に学べ、実践まで学べるところが魅力だと感じています」(米田氏)。

また、広告会社の講師が多い点や、時間をかけて包括的にマーケティングを学べるカリキュラムになっている点、さらに他業界のマーケターとの関わりを持てることなども受講した社員からは好評だ。実際に、広告会社へのオリエンテーションがスムーズに行えるようになり期待以上のアウトプットを導き出すことができた事例もあるという。

マーケティングの知識やスキルは、宣伝課に限らずメンバーの将来のキャリアにとって非常に重要と語る米田氏。それゆえ、今後の人材育成についても、「宣伝課は、マーケティングを学び、かつそれを実務の中で実践できる貴重な時間。メンバーに対しては、講座受講に満足することなく、それを実務の中で体得し、自分で考えてやり遂げられることを増やしていってほしいと考えています。そのための支援を心がけていきたいです」(米田氏)。

本講座を起点に、メンバーの成長、自立、モチベーションアップの好循環をつくり、「やりがいと愉しさで、SUBARUで一番の職場」にしたいと話した。

「SUBARU XV」の新広告キャンペーン。より多くのお客さまに同車の魅力を伝えることができるように、あらためてお客さまのインサイトを探ることに取り組んだ。
マーケティングの理解と広告会社のマネジメントのために、SUBARUさんが受講した講座は……
「マーケティング実践講座」でした

宣伝会議のマーケティング実践講座は2020年で17年目、28期で3260名以上の修了生を輩出。人気の秘密は、現場最前線の講師陣がサポートするグループ演習。実務の領域に迫るリアルな課題に取り組む中で、マーケティングへの理解を一層深めることができます。
 
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株式会社宣伝会議 教育事業部 
E-mail:info-educ@sendenkaigi.co.jp