コラム
生成AI時代のテクニカルディレクション
生成AI を広告などのクリエイティブ制作の現場で導入する際に押さえておくべきこととは。生成AI やxR 領域でのテクニカルディレクションに携わる筆者が、最新のAI関連ツールの動向や使用してみた実感、現場での導入への見通しなどを交えながら解説していきます(本コラムは雑誌『ブレーン』でも連載中です)。
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第20回「生成AIっぽい」「どこかで見たことがある」という既視感“AI slop”の正体
前回のコラムではテレビ朝日系の正月特番『時代超越!タイムレスランキング』において、戦国武将などのイメージをイラストで用いる際に「AIが生成したイメージ」という表示(ディスクレーマー)をさせていた演出について取り上げました。 続く今回は、生成AI使用の納得感を形成するための設計にあたり理解しておきたい背景、特に“受け手側の視聴条件が変わっている”という点から考えていきたいと思います。 -
第19回「AIが生成したイメージ」が、お茶の間に出た日―テレビ朝日系『時代超越!タイムレスランキング』の演出から考える
生成AIを制作に使うなら、何をどこまでAIで作ったのかを説明する。最近、この“透明性”が制作の周辺論ではなく、実務の要件として扱われる場面が増えてきました。 -
第18回広がる「Sora 2」への懸念、IPホルダーの生成AI活用は「人間の創造性への深い敬意」が必要だ
このIPのアーティスト「WAKAZO」の新曲『励ましの歌』ミュージックビデオ(MV)で、 演奏シーンの合間に挿入される“旅の思い出”カットに生成AIが使われています。 -
第16回広告クリエイティブは「透明性」をデザインできるか――C2PA普及で生まれた論点
前回のコラムでは、動画生成AIの広がりに伴う「C2PA」にまつわる動きを取り上げました。繰り返しになりますが「C2PA」とは、デジタルコンテンツの出所と加工履歴を証明する技術仕様を策定する業界団体であり、その仕様の名称でもあります。目的は、デジタルコンテンツの信ぴょう性を証明し、フェイクニュースやディープフェイクなどの誤情報の拡散を防ぐことです。 -
第15回動画生成AI普及で議論が加速、ディープフェイクなどの拡散を防ぐ「C2PA」とは
「Sora2」や「Veo3.1」など、動画生成AIの話題とともに、「C2PA」に関わる議論が加速しています。これまでの連載上でも何度か言及してきましたが、「C2PA」とは、デジタルコンテンツの出所と加工履歴を証明する技術仕様を策定する業界団体であり、その仕様の名称でもあります。 -
第14回AI開発チキンレースは新局面へ、MetaはAIショート動画生成「Vibes」発表
前回はOpenAIの「Sora2」発表の以前に起きていたAdobeやMicrosoftの動きを追いながら、AI開発の「自前主義」から「外部モデル統合・活用」へと戦略的にシフトしている動きを考察しました。 -
第13回OpenAIが「Sora2」発表で炎上…激動の今、AdobeとMicrosoftそれぞれの選択
10月1日、OpenAIが動画生成AI「Sora2」とSNS「Sora」を発表しました。かねて噂されてはいましたが、登場早々、著作権の問題をめぐって議論を呼んでいる状況は皆さんご存じかと思います。 -
第12回Google「Nano Banana」登場でアドビは戦略的転換、責任あるAI使用も課題に
前回のコラムでは、Googleが2025年8月にリリースした画像生成・編集モデル「Gemini 2.5 Flash Image」(通称:Nano Banana)によるゲームチェンジの可能性について述べました。 -
第11回Googleが攻めてきた!画像生成・編集モデル「Nano Banana」によるゲームチェンジ
Googleは2025年8月、画像生成・編集モデル「Gemini 2.5 Flash Image」をリリースしました。Gemini 2.5 Flash Imageは「Nano Banana」というコードネーム(モデル名)でLMArena(※1)に突如現れ、その高性能ぶりからコミュニティで大きな話題となっていたモデルです(名称がちょっと長いので以降「Nano Banana」表記で統一します)。
生成AI時代のテクニカルディレクション
岡田太一(sync.dev Technical Director/Visualization Artist)
CG会社のDigital Artist からキャリアを開始。ポストプロダクションを経て、現在はビジュアルクリエイティブ領域にてテクニカルディレクションを担当。得意な分野は映像編集、ビデオ信号とリアルタイム合成、トラッキング関連など。2022年から『ブレーン』で連載中。
CG会社のDigital Artist からキャリアを開始。ポストプロダクションを経て、現在はビジュアルクリエイティブ領域にてテクニカルディレクションを担当。得意な分野は映像編集、ビデオ信号とリアルタイム合成、トラッキング関連など。2022年から『ブレーン』で連載中。