コラム

アンバサダー視点のススメ

デルがファンとの交流プログラムで感じた、マスマーケティングとの違い

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コミュニケーションには「共通言語」が必要

藤崎:アンバサダープログラムの内容について教えてください。

横塚:私がプログラムを始める際に決めたことが、2つあります。1つは、プログラムを始める以上、何があっても途中で止めないこと。もう1つはアンバサダーに「期待+1」の体験を提供するということでした。そのために具体的に何をすべきか考えることから始めました。

知らない人に会う時は、誰でも必ず緊張します。慣れるまでは少々、居心地が悪いですよね。一口に「デルのアンバサダー」といっても、購入した製品や利用歴、年齢、職業まで千差万別です。そんな方々が集まった時に、お互いに語り合える「共通言語」をつくるとしたら、やはりデルの最高の製品を実際に「体験してもらう」ことが一番だと考えました。

そこで、アンバサダーイベントの第1弾は、デルのフラッグシップ製品である「XPSシリーズ」をまず1カ月間モニター体験してもらい、その後に座談会を開催しました。

藤崎:フラッグシップ製品を徹底的に使ってもらえるようモニター期間を1カ月も取ったのは素晴らしいですね。

横塚:大勢のファンを呼んで交流を楽しむ「ファンミーティング」の案も当初は挙がりましたが、やはり製品を実際に使って最高の体験をしてもらい、その後に集まった方が私たちデル社員との会話も充実するはずだと考えました。

藤崎:だからモニターと、その後のイベントも少人数にしたのですね。

横塚:はい、中身の濃さを重視しました。結果的に、成功でしたね。

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