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プラントべースフードに関するアンケートから考える、SDGsな食生活

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【調査背景】

SDGsの注目を背景に、プラントベースをコンセプトとした飲食店や植物素材を使った食品、植物由来で作った肉風・卵風の食品等、プラントベースの取り組みをおこなう企業が徐々に増えています。メディアでも度々取り上げられてはいるものの、浸透しているとはいえません。

そこで、ネオマーケティングでは、「プラントベースフード」を取り入れた食生活を実践している方を対象に、食生活実践のきっかけや継続理由、満足度等を探る調査を実施しました。「プラントベースフード」を紹介する際に魅力を感じるメッセージや、「プラントベースフード」の情報入手方法といった、企業側からのアプローチのヒントとして使えるデータを取得しています。

詳しい調査データは以下から無料ダウンロードできます。

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【調査概要】

性別:男女
年齢:20歳~69歳
地域:全国
回答者条件:「プラントベースフード」を取り入れた食生活を実践している方
※以下①~④すべてを満たす方と定義
①動物性食品を食べる頻度:「全く食べない」方から「1週間に3~4回程度」までの頻度の方
②植物性食品を食べる頻度:「毎日」「1週間に5~6回程度」「1週間に3~4回程度」までの頻度の方
③代替肉と代替ミルク:代替肉を「よく食べる」「時々食べる」方、かつ代替ミルクを「よく飲む」「時々飲む」方
④「プラントベースフード」の食生活の実践:「実践している」「やや実践している」と回答した方
有効回答数:357人
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年2月24日(木)~2022年3月2日(水)

「プラントべースフード」についての情報、テレビの影響が大きい

まず、プラントべースフードの食生活を実践するようになったきっかけについて聞いたところ、「テレビ(メディア)」が54.1%と最も多く、次いで「家族」24.1%、「芸能人・インフルエンサーなど」21.8%が続きます。

また、普段の情報収集についても「テレビ番組/テレビCM」が49.9%と最も多く、「WEBメディア」が26.6%、「雑誌の記事/広告」22.7%と続きます。生活者の情報収集経路として大きな割合を占めるようになったSNSですが、プラントべースフードの情報に関しては21.0%と低い値となりました。

「プラントベースフード」な食生活、健康目的がメイン

「プラントベースフード」を取り入れた食生活を実践している理由を聞いたところ、体質改善、老化防止、体力向上、病気リスクの低下など、健康課題の解決を理由にしていることがわかりました。

一方、「環境を守りたいから」「アニマルライツに関心があるから」「世界の飢餓や貧困を減らしたいから」といった、SDGsに通じる項目も回答されています。

「プラントベースフード」、「健康」訴求が効果的

「プラントベースフード」の訴求メッセージについて、どのメッセージが魅力的と思えるか聞きました。健康を訴求する「ヘルシーなのにおいしい」が32.5%と最も多く、「食物由来で健康的」「動物にも人間にもやさしい」が続きました。また、「肉と変わらないおいしさ」「動物性食品よりもおいしい」といった動物性食品と比較したメッセージよりも、「おいしい」「やさしい」ことにプラスで、「動物」「環境」へのメリットを伝えるメッセージに魅力を感じる方は多いようです。

プラントベースフードを紹介する際は、是非参考にしてみてください。

「プラントベースフード」、継続意向は9割以上

「プラントベースフード」への取り組みに対する今後の継続意向については、「今後も継続したい」と回答した割合のみでも40.1%、「今後もやや継続したい」と回答した割合も合わせると90%以上と、非常に高い継続意向となりました。

まとめ

プラントべースフードは、まだ食生活として根付いてはいないものの、健康やSDGsの文脈から今後益々注目を集めることを予測させる調査結果となりました。
ネオマーケティングでは、これから注目を集めるテーマ、トピックについて、定期的に調査を実施し、その結果を公開しています。

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