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コラム

クリエイティブシティ アムステルダムから送る「越境のススメ」 

日本×オランダの協働プロジェクト開始 越境は「スピード感」が命

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【前回コラム】「「サービスデザイン」の最前線を、マドリッドのグローバルカンファレンスで体感してきた」はこちら

こちらの連載も始めてから、はや3カ月が経とうとしております。が、ここで、ついに「越境」プロジェクトが始まることになりました。

今回は、その「越境」プロジェクトをご紹介したいと思います。

筆者が代表を務めているニューロマジックアムステルダムにはWeb制作、サービスデザインという大きな2本柱に加えて、もう1つ重要な柱があります。これは実は、我々にしかできない機能ではないかと思っているのですが、オランダやヨーロッパのクリエイティブタレントと日本企業との協働プロジェクトの橋渡しをする、つまり「越境」を一緒に行うことなのです。

これが今回ご紹介するプロジェクトでもあります。

連載開始から、わずか3カ月でアムステルダムとの協働プロジェクトの始動を決めたのは、博報堂アイ・スタジオ。ぬいぐるみにボタン型スピーカーをつけることで、ぬいぐるみを通して子どもとおしゃべりができる「Pechat」や鏡の前に立った人の年齢や性別などを識別し、最適な広告を配信する「Face Targeting AD」、つい先日は、社内クリエイティブラボ「HACKist」が開発するプロトタイプの展示・体感イベントである「HACKist 4th Exhibition」を行うなど、独自のプロジェクトをガンガンに進めており、SXSW出展のパイオニアでもある博報堂アイ・スタジオ内の組織「Future Creative Lab」の皆さんです。

「Future Creative Lab」の皆さん

 

Pechatのついたぬいぐるみと遊んでいる子ども

 

Face Targeting AD

次ページ 「越境プロジェクトは決断のスピードが大事。間違ったらすぐに変えるのも大事。」へ続く