アンバサダー視点のススメ
徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー)
アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー 徳力基彦(とくりき・もとひこ)
NTT等を経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。「アンバサダーを重視するアプローチ」をキーワードに、ソーシャルメディアの企業活用についての啓蒙活動を担当。
書籍「アンバサダーマーケティング」においては解説を担当した。
会社のブログ:http://blog.agilemedia.jp/
個人のブログ:http://blog.tokuriki.com/
このコラムについて
毎年のように新しい広告手法やテクノロジーが入ってくるネット広告業界。新しい技術だから、ネットの世界だからという思い込みから、たびたび混乱や勘違いが発生しているのをよく目にします。ただ、こうした問題は自分がお客様の立場になって考えて、ユーザー目線、ファン目線で考えれば、実は簡単に解決できることです。
このコラムでは、徳力氏が、そんなネット広告業界やデジタルマーケティング業界で誤解されている事例や手法を、企業にとって一番の応援団であるアンバサダーの視点から見直してみるやり方を紹介していきます。また、藤崎氏が、企業がファンを軸にクチコミや評判を広げる仕組みづくりである「アンバサダープログラム」がマーケティングとどう違い、どんな可能性を持っているのか、企業の担当者や識者へのインタビューで、そのメカニズムを明らかにしていきます。
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割引キャンペーンをやるのは誰のため?顧客のため、会社のため?
このたび、このコラムを書いているご縁もあって、宣伝会議さんから「顧客視点の企業戦略」という書籍を出させてもらいました。
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「お客様は神様だ」と自分から言う人は、本当に顧客なのか?
前回のコラムでは、広告を顧客視点で考えることの重要性が増していることについて考えてみました。
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「顧客視点」のマス広告は可能か?
前回のコラムでは、昨年のWELQ騒動を起点に、ネット広告は「目の前にいる1人」の気持ちを本気で考えられているか、というテーマを考えました。
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ネット広告は「目の前にいる1人」の気持ちを本気で考えられているか
2016年はDeNAの「WELQ問題」に端を発した騒動が拡大し、ネットメディアの倫理観に対して大きな問題提起がされる年となりました。
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「誕生日おめでとう、これ買って!」メールはアリなのか、ナシなのか
このコラムでは、「ファンやアンバサダーの視点から、広告やコミュニケーションについて考えてみよう」というテーマで話をしています。
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人口減少は、日本企業にとってピンチでもあるがチャンスにもなる
前回のコラムでは、ワールドマーケティングサミットでのクマー教授の講演から、顧客とのエンゲージメントによって生まれる価値の効果測定の4つの視点をご紹介しました。
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既存顧客を「釣った魚」とみるか、企業に価値をもたらす「パートナー」とみるか
今回は、ワールドマーケティングサミットで印象に残ったエンゲージメントの効果測定についての講演をご紹介しましょう。
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人は読んだことの10%しか覚えてないが、体験したことの90%は忘れない
前回のコラムでは、アドブロックのような手段で広告がブロックされたり、広告が無意識にスルーされたりしてしまう時代に、広告主はどう変わっていくべきなのかという話について考えてみました。
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広告がブロックされてしまう時代に、広告主の姿勢はどう変わるべきか
前回のコラムでは、マスマーケティング時代に比べて明らかに広告がアウェーな時代において、広告はどう変わっていくべきなのかという話について考えてみました。
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超アウェーな現状を受け止めたうえでの「広告の未来」とは?
前回のコラムでは、書籍「明日のプランニング」の中で、さとなおさんが書いている一節「広告の99%は伝わらないという圧倒的絶望」について考えてみました。