アンバサダー視点のススメ
徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー)
アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー 徳力基彦(とくりき・もとひこ)
NTT等を経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。「アンバサダーを重視するアプローチ」をキーワードに、ソーシャルメディアの企業活用についての啓蒙活動を担当。
書籍「アンバサダーマーケティング」においては解説を担当した。
会社のブログ:http://blog.agilemedia.jp/
個人のブログ:http://blog.tokuriki.com/
このコラムについて
毎年のように新しい広告手法やテクノロジーが入ってくるネット広告業界。新しい技術だから、ネットの世界だからという思い込みから、たびたび混乱や勘違いが発生しているのをよく目にします。ただ、こうした問題は自分がお客様の立場になって考えて、ユーザー目線、ファン目線で考えれば、実は簡単に解決できることです。
このコラムでは、徳力氏が、そんなネット広告業界やデジタルマーケティング業界で誤解されている事例や手法を、企業にとって一番の応援団であるアンバサダーの視点から見直してみるやり方を紹介していきます。また、藤崎氏が、企業がファンを軸にクチコミや評判を広げる仕組みづくりである「アンバサダープログラム」がマーケティングとどう違い、どんな可能性を持っているのか、企業の担当者や識者へのインタビューで、そのメカニズムを明らかにしていきます。
-
広告の99%は伝わらないという「圧倒的絶望」を感じるかどうかの分岐点
先週の8月29日に「アンバサダープログラムアワード」を開催いたしました。
-
ファンやアンバサダーを重視した活動に取り組む企業が参考にすべき「8つの事例」
このコラムでは「アンバサダー視点のススメ」というタイトルで、ファンやアンバサダーの視点でマーケティングを考える記事を投稿してきました。気がついたらコラム開始から一年以上が経過しました。
-
小池百合子新都知事の選挙戦から考える「ファンの可視化」の力
7月31日、舛添元都知事を巡る大騒動から始まった都知事選が終了し、小池百合子氏が新都知事に当選しました。
-
ポケモンGOが「店舗」のマーケティングの常識を変えるかもしれない
「ポケモンGO旋風」がすごい勢いで吹き荒れています。 米国では社会現象というような状況になり、子どもたちの健康問題の解消につながるという声があるかと思えば、関連した事故や事件も注目されています。日本...
-
これからの広告効果測定は「質」を「量」で表現する技術が重要になる
前回のコラムでは、「顧客との関係性を重視する時代のチーム作り」のセッションから、ネスカフェアンバサダーにおける広告主と広告会社の新しいチームの形についてご紹介しました。
-
日本らしい「未来」の広告主と広告会社のチーム作りを考える
先日のコラムでは、2回にわたって、広告主が「広告」主ではなくなるのではないかという話と、広告会社の役割の変化についてご紹介しました。
-
カンヌで注目の次世代エージェンシーR/GAに学ぶ、これからの広告会社の姿
300人を超えるブランド企業やエージェンシーが3泊4日で一同に介するマーケティングイベント「imediaブランドサミット」が今年も沖縄で開催されました。
-
広告主が「広告」主ではなくなる日
前回のコラムでは、縦割り組織が現在のデジタル時代、ソーシャルメディア時代においてはデメリットの方が大きくなりつつあるという話を紹介しました。
-
まずは「縦割り組織」の壁をぶち壊すところから始めよう。
前回のコラムでは、少し寄り道して最近、話題の広告代理店とコンサル会社の競合について考えてみましたが、この話と関連するのがデジタルマーケティング時代、ソーシャルメディア時代における企業のあるべき組織構造...
-
総合広告代理店とコンサル会社は、日本でも激突することになる
前回のコラムでは、クチコミやオウンドメディアが従来の広告と本質的には異なる存在なので、単純に広告の代わりを期待するのは間違いではないかと言う話をご紹介しました。