P1 アドビ システムズ「データをもとに、小さなPDCAを高速回転」
P2 アライドアーキテクツ「ブランド=顧客体験のすべて」
P3 エムティーアイ「小さな仮説が行動のエンジンとなる」
小さな仮説が行動のエンジンとなる
講演者:石山努(エムティーアイ Package Solution事業部 営業部長)
スマートフォンの普及により、消費者の購買行動は劇的に変化した。今や最もユーザーに近い売場は、コンビニエンスストアではなく、スマートフォンである。売場の変化は、WEBサイト運営にも変化をもたらした。
エムティーアイの石山努氏は「これまでは情報を届ける側が情報を選択し、サイトを構成していたが、近年は、ユーザーの行動によってサイトが変わる“生活者主権”時代になった」と話す。こうした時代にスマートフォンを使ったマーケティングで成功するには、ユーザーの声を拾い上げ、サイトに反映させていくことが求められる。
そこで、日々運用されているサイトを素早く、かつ低コストでスマートフォンに対応させるASPサービス「モバイルコンバート」が有効となる。このサービスの特徴のひとつは、サイトを更新するとスマートフォンサイトもリアルタイムで生成されるため、情報の二重管理を必要としない点だ。モバイルコンバートを利用し、この特徴を活かすことで成功しているサイトの共通点は、PDCAサイクルを高速で回していること。その秘訣を石山氏は「プラン、つまり仮説の部分を極限まで小さくすること」と話す。
今や、PCサイトのアクセスも、売上も、スマートフォンへシフトし始めている。石山氏は「スマートフォンのマーケティングは正念場。超高速のPDCAサイクルを回すための小さな仮説を意識し、実践すれば、目に見えた効果が得られるはず」と締めくくった。
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